保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

「“時間・空間・ヒト・モノ”で保育を考える」—くらき永田保育園(神奈川県 横浜市)

三輪ひかり
掲載日:2017/08/03
園取材:「“時間・空間・ヒト・モノ”で保育を考える」—くらき永田保育園(神奈川県 横浜市)


今回訪れたのは、神奈川県横浜市にある“社会福祉法人久良岐母子福祉会”が運営する「くらき永田保育園」。

くらき永田保育園の全景写真


園内に入りまず気がついたのは、大人の“大きな声”が全くしないということ。
そして、子どもたちのあそぶ姿が広がっているということでした。

保育のようす

椅子に座って絵本を読む女の子
自分の時間と空間が確保された、絵本コーナー

テーブルに向かい合って座り積み木を楽しむ子どもの様子
わたしが創ったものと、
きみが創ったものが混ざり合う

画用紙で作った3匹のチンアナゴ
水族館に行った経験が遊びのなかへ
「チンアナゴ」

1つのテーブルを囲む6人の子どもたちの様子
水族館の中で見たのは、魚だけじゃなかったよ!
「“水族館のなかにある”たこ焼き屋さんごっこ」

お昼寝をする子どもたちとそれを見守る先生の様子
乳児クラスは、それぞれの生活リズムを大切に。
お昼寝をしている子もいれば、

外の植え込みで遊ぶ子どもたちの様子
戸外あそびをする子もいました

水の入ったたらいに葉っぱの船を浮かべて遊ぶ子どもたち
葉っぱで船ってできるかな?

遊具に登って遊ぶ子どもたちの様子
「おーい!えんとつにいるよ!」

遊具に登って遊ぶ女の子
子どものやりたいを刺激する、遊具がたくさん!


子どもも大人もおだやかに、そして生き生きと過ごしていた、くらき永田保育園。

特に子どもたちが時間という概念に囚われることなく、自分のしたいことを充分にやりきる姿が印象的でした。

その背景には何か保育園で大事にしていることがあるのでしょうか…?
園長先生にお話をお伺いしました。