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ツクシのひみつ〜身近な植物について知ろう〜

ほいくる編集部
掲載日:2017/03/14
ツクシのひみつ〜身近な植物について知ろう〜


春の訪れを感じさせる、身近な植物「ツクシ」

ツクシって、お花?それともつぼみ?知っているようで意外と知らない…!

そんなツクシの正体やツクシのあれこれをご紹介!



ツクシって一体何者?

約10〜15㎝の高さの植物で、茶色っぽく、先の方が楕円のようになっているよ。

ツクシの正体は、実は茎だって知っていたかな??
ツクシはスギナという植物の胞子茎という部分で、赤ちゃんを残すための胞子をつけるよ。

いつごろ見られるの?

ツクシは春になると見られるよ。
春のなかば、ツクシが枯れるころになるとスギナとバトンタッチ!
冬になって枯れるまで、今度はスギナが生え続けるよ。

ツクシの家族「スギナ」

ツクシからでた胞子から生まれるのは、ツクシじゃなくて、スギナという植物。

実はこの2つは土の中でつながっている!
つまりスギナとツクシは、家族みたいな存在。

スギナの子どもがツクシってよく言われるけれど、ツクシからでた胞子がスギナに成長するから、ツクシが大きくなってもスギナにはならないんだって!

名前の由来

ツクシの名前には、いろいろな由来があるよ。
有名なものでは、ツクシの生え方が、スギナにくっついている子どものようだから「付く」と「子(し)」で「付く子」と呼ばれるようになったそう。

漢字では「土筆」と書くよ。
ツクシの見た目が筆のようで、土から生えているからつけられたんだって。