ツクシのひみつ〜身近な植物について知ろう〜
春の訪れを感じさせる、身近な植物「ツクシ」
ツクシって、お花?それともつぼみ?知っているようで意外と知らない…!
そんなツクシの正体やツクシのあれこれをご紹介!
ツクシって一体何者?
約10〜15㎝の高さの植物で、茶色っぽく、先の方が楕円のようになっているよ。
ツクシの正体は、実は茎だって知っていたかな??
ツクシはスギナという植物の胞子茎という部分で、赤ちゃんを残すための胞子をつけるよ。
いつごろ見られるの?
ツクシは春になると見られるよ。
春のなかば、ツクシが枯れるころになるとスギナとバトンタッチ!
冬になって枯れるまで、今度はスギナが生え続けるよ。
ツクシの家族「スギナ」
ツクシからでた胞子から生まれるのは、ツクシじゃなくて、スギナという植物。
実はこの2つは土の中でつながっている!
つまりスギナとツクシは、家族みたいな存在。
スギナの子どもがツクシってよく言われるけれど、ツクシからでた胞子がスギナに成長するから、ツクシが大きくなってもスギナにはならないんだって!
名前の由来
ツクシの名前には、いろいろな由来があるよ。
有名なものでは、ツクシの生え方が、スギナにくっついている子どものようだから「付く」と「子(し)」で「付く子」と呼ばれるようになったそう。
漢字では「土筆」と書くよ。
ツクシの見た目が筆のようで、土から生えているからつけられたんだって。