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「こうあるべき」に振り回されないで。放送作家・鈴木おさむさんが考える子育てと保育<後編>

「こうあるべき」に振り回されないで。放送作家・鈴木おさむさんが考える子育てと保育<後編>

前編では、鈴木おさむさんの一児の父としてのあり方、放送作家という仕事ならではの子どもと大人の関わり方を伺いました。

後編では、鈴木さんが目指す子育てや保育士さんに期待すること、大人気のブログを通して学んだことまで、話が広がっていきます。

知育やお受験は重要?保育園に求めること

雨宮みなみ

鈴木さんが育休を終えられた後は、笑福(えふ)くんを保育園に託すことも考えられていたりするんですか?


鈴木おさむ

そうですね、検討しています。僕は、笑福に子ども同士のコミュニケーションを学んでほしくて保育園に入れたいなって。あとはこれからの生活の中の基本的なマナーも保育園という社会で身につけてほしいです。

雨宮みなみ

生活の中のマナーというと、食事のマナーとか、あいさつとか?

鈴木おさむ

そうですね。もちろん僕たち親もやりますけど、保育園という集団だから身につくこともあるのかなって。そのあたりを保育士さんに任せたいです。


最近気になっているのは、かけっことかで順位をつけないこと。個人的には順位をつけたほうがいいと思ってて。同じくらいの能力の子どもたちの中で競争して、もし負けちゃっても「だめだったな」という中でまた学びがあると思うんですよね。子どもが自分のできることと、できないことを認識する機会があったらいいなと。

雨宮みなみ

多様性が叫ばれているのに、平均化されているとは感じることはありますね。子どもの個性を伸ばしたいと思いつつ、つい周りと比べてしまいがちな環境にあったり。


鈴木おさむ

最近は知育とか、小さい頃から英語を習わせるとか、教育熱心な親が多いですよね。でも僕にとって、子どもの学力的な頭の良し悪しはどうでもいい。子どもの興味・関心を引き出して才能を伸ばしたいんですよね。


芸人の浜田雅功さんの息子さんのハマ・オカモトさんって方がいて、彼はすごいミュージシャンなんですよ。たぶん浜田さんの家庭だから、学業に専念させるとか色んな選択肢があったと思っていて……。その中でどうやって息子さんが音楽にハマって、才能を伸ばす環境を作り出したのか、彼の才能にいつ気付いたのか気になりますね!

雨宮みなみ

個性を伸ばしたり、社会の多様性を持たせたりするのであれば、みんなが学力・学歴重視のところに向かわなくてもいいですもんね。

「あの時は」って過去形で語る。でもこれって未来の話


鈴木おさむ

話は変わるんですが、東日本大震災以降、僕の中で大きな変化があって。あんな大地震、今まで誰も起こると思ってなかった。でも実際に起きて、その後親になって……「親は子どもを守る立場にいるから、いつでも危機意識を持っておかなきゃいけない」と強く感じたんです。

雨宮みなみ

震災当時私は保育園で保育中だったんです。子どもたちを目の前に「どう守ろうか」と頭の中でグルグル思考を巡らせていたのを思い出します。普段から避難訓練とかしているから自然と動けるは動けるんですけど、訓練とはやっぱり全く違う。緊張感も、危機感も。

鈴木おさむ

保育士さんだけじゃなくて、親もみんなそうだと思います。どこか楽観的だった。


そしてみんな、「あの時は」って過去形で語る。でもこれって未来の話でもあって。これから何があるかわからない。だから、保育園に預けるにあたって保育士さんにはもっと危機意識を持ってもらって、子どもを守る具体的な方法を考えてもらいたいなと思います。もちろん、親も同じ。

雨宮みなみ

本当にそうですね。普段から様々な可能性を考慮することを意識付けていかなくてはいけないですね。それぞれどんな考え方を元にどんな取り組みをしているのか、いろんな保育園に聞いてみようと思います。親としても気になるところですが、きっと保育園同士も情報共有できたら深まることもあると思う。

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