【絵本×クッキング】あんこ作りから楽しむおしるこ〜絵本/あぶくたった〜
「♪むしゃむしゃむしゃ。まだにえない」…
絵本の世界を飛び出して、実際に「あずき」を煮立てて楽しむクッキング。
煮立てたあずきを使った手作りのおやつを2つ、ご紹介◎
あそびの元となった絵本のタイトル
作:さいとう しのぶ
絵:さいとう しのぶ
出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社
出版社からの内容紹介
歌いながら楽しめ、親子でごっこ遊びもできる絵本。
“あぶくたった にえたった にえたかどうだか たべてみよ”
おなじみのわらべ歌が楽しい絵本になりました。
ネズミ一家のユーモラスなお料理姿に、一緒になって思わず味見したくなりますよ。
どんな絵本?
・わらべ歌に合わせて、ねずみの家族が、あずきを煮立たせるお話。
・歌いながら読むことで、より絵本の世界に惹き込まれるような、テンポ良い絵本。
・もうすぐ煮えるかな?まだかな?先が気になる展開が楽しい絵本。
・わらべうたに合わせて繰り返しを楽しむシンプルなお話なので、乳児さんから幅広い年齢で楽しめそうな絵本。
・「あんこ」や「あずき」を食べるまでの作り方について触れることで、食の裏側についての興味が深まる一冊。
・コトコトあずきを煮込む様子が、寒い冬には温かさを感じられそう。
・みんなで1つのお鍋を覗き込みながら、作る楽しさが感じられそうな絵本。
・最後には、おもわずおしるこが食べたくなっちゃいそう!
・絵本の最後に楽譜がついているので、うたを知らない人でも楽しめる!
作る前に
あずきを触ってみよう!
茹でる前のあずきは、どんな大きさと色で、どんな感触だろう?
材料
おしるこ(幼児約15~20人分)
・あずき 250g
・砂糖 250g
・塩 ひとつまみ(約1g)
豆腐白玉 30~40個分
・木綿豆腐 160g
・白玉粉 120g
作り方
あずきを煮よう
1、あずきをさっと洗い、鍋にたっぷりの水と一緒に入れて火にかける。
沸騰したら湯を捨てる。これを2度繰り返して下ゆでをする。
あずきはどうなったかな?まだまだ固そうだね!
2、3度目の水は約1L(あずきの4倍重量) 入れ、沸騰したら弱火にしてそのまま1時間ほど煮る。
途中煮汁が少なくなるので差し水をして、常にあずきが煮汁にかぶっているようにする。
途中であずきの様子を確かめてみよう!
※少量を器にとり、粗熱をしっかりと取ってから触るようにする。
「まだ煮えない。」
もう一度火にかけて・・・
そろそろ柔らかくなったかな?
煮えたかどうだか触ってみよう!
「・・・もう煮えた!」
3、塩と砂糖、水を加えて中火にかける。
砂糖が溶けたら弱火にし、さらに10分ほど煮たら出来上がり!
豆腐白玉を作ろう
1、ボウルに豆腐と白玉粉を入れて、白玉粉の粒を潰すように混ぜる。
滑らかになったら一口大に丸める。
2、鍋にたっぷりの湯を沸かし、1を入れて浮いてきたら冷水にとる。
3、あずきを煮た鍋に豆腐白玉を入れる。
あまーいおしるこのできあがり!
★調理ポイント★
・あずきがだんだん柔らかくなるのを触って確かめてみよう!
煮ている途中は、火傷をしないように粗熱をきちんと取ってから触るように注意してください。
・「あ~ぶくたった~♪」と、みんなで歌いながら作ってみると楽しい♪
「むしゃむしゃむしゃ」と食べるまねっこをしてみたり、絵本の世界を楽しんでみよう。
・豆腐白玉は、豆腐の水分で作るので、水は必要なし!
白玉団子やお餅よりも弾力が少なく、子どもでも食べやすい食感なのがポイントです☆
おまけ〜あずきを使った他のおやつ〜
あずきを使ったおやつや食べもの、他にはどんなものがあるかな?
おはぎ、おだんご、どらやきにあんぱん…!
あずきの粒が残っているものから、あずきの形がなくなるまでこしてあるものもあるね。
今回は、そんなたくさんのあずきを使った食べものの中から特別に、どらやきの作り方をご紹介!
おしるこが余ったらあんこにして、どらやきを作ってみよう。
どらやきの作り方
1、おしるこを弱火にかけ、木べらなどであずきを潰しながら煮る。
2、煮汁を煮飛ばすように滑らかになるまで弱火で練ってあんこを作る。
(煮汁が多い場合は少し捨てる)
小さなホットケーキを2枚作って、間にあんこをはさめば・・・
ミニどら焼きのできあがり!