小学館集英社の保育園?開設した想いと、取り入れている「楽習保育」について聞いてみた!
保育園を運営するうえで、気をつけていることとは?
やはり「安全」には気をつけていますが、そこを追求しすぎてしまうと、子どもの活動が制限されてしまって、本来のねらい通りの保育になりづらく、のびのびできないことも多いですよね。経験を大切にしてたくさんのことに取り組んでもらいたい、という面と、それを事故やケガなく安全にという面を両立させていきたいですね。
“保育士”という存在について
実際の保育園職員にお会いすると、さまざまな得意分野や特技を持っている方が多いんです。「絵が得意です」「バイオリンが弾けます」などなど。
そういえば「ヨーヨーの世界大会に出場した」という職員にも会いました。
「新しいものを生みだしたり、企画をしたい」という職員もいます。
そういう職員が仕事以外の特技を活かせる場がある。保育だけにとらわれず、職員自身の個性も活かせる環境を大切にしています。

それから、小学館集英社プロダクション(以下ShoPro)には、保育も含めて12の事業部があるからこそ、できることもあります。
例えば、コラボ商品の開発について。
お菓子メーカーさんと職員が共同開発した「楽習菓子®」があります。
子どもの成長をうながす要素を取り入れた楽しく遊びながら学べるお菓子です。
職員にとっても、普段の仕事でヘトヘトかもしれませんが、「あ、それ面白そう!」「話を聞きに行ってみたい!」という企画があることが、新しい楽しみや充実感に繋がる。
そういう仕事も、保育の質や、モチベーションのアップにつながっている気がします。保育園職員全体の価値も上がるかもしれないですね。
「保育園職員としての価値を上げたい」「成長していきたい」ということにも興味を持ってもらいたいです。
