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劇遊び・オペレッタ~楽しく発表会を迎えよう~


劇遊び・オペレッタ



保育園の大きな行事の1つでもある発表会。

子どもたちの成長を、みんなで喜び楽しむ会でもありますね。
前に出ることが苦手な子、恥ずかしくて照れ隠しにふざけてしまう子、練習よりも遊びたい子、などなど色々な子がいる中で、それぞれの良さを引き出しながらみんなで楽しんで取り組み、発表会につなげていくのはなかなか大変な場面も。

保護者の期待や保育者の思いもありますが、何より子どもたちの思いや、楽しい!という気持ち、自分なりに取り組もうとする姿勢を大切にしたいですね。

ここではそんな子どもの思いや関心を引き出せるような導入やきっかけを、参考例としてご紹介します。


お話の選び方のポイント


・子どもたちがイメージしやすく、親しみを持っているもの。
・「繰り返し」が多い話(同じ流れや同じセリフで登場人物が出てくるなど)。
・場面展開がわかりやすいもの。


おすすめのお話


・大きなかぶ(2〜3歳児)/登場人物がみんなで力を合わせてかぶを抜く話。
・てぶくろ(3〜4歳児)/いろいろな動物が出てきて、順番にてぶくろに入って集まっていく話。
・3匹の子ブタ(3〜4歳児)/3匹の子ブタがそれぞれに家を立て、おおかみから逃げながらも立ち向かう話。
・ブレーメンの音楽隊(4〜5歳児)/動物が集まり、みんなで旅をする話。
・ももたろう(5歳児)/ももたろうが、仲間を集めながら鬼退治に行く話。


導入例


<環境>


指人形


・普段の遊びの中に指人形を取り入れ、こどもたちが言葉のやりとりやごっこあそびを楽しめるような環境を作る(イラスト 指人形)。

絵本


・たくさんのお話に触れ、絵本や紙芝居を読む機会をたくさん作る(イラスト 絵本)。

<活動>


・話の候補が決まったら、子どもたちのイメージが膨らみやすいよう工夫しながら楽しく読む。
・話の中に繰り返し出てくる言葉のやりとりや、子どもたちが興味を持った場面などのセリフを、本の話の流れの中でみんなで言ってみる。
・やりとりが楽しくなってきたところで、簡単な場面設定を作り、やりたい役を実際に動いてやってみる(数人でも良い)。
・場面やセリフを増やしたり役を決めたりするなど、少しずつ少しずつ新しいことを取り入れ内容を深めてきながら、形を作っていく。

<ポイント>


・お話をそのまま使うのではなく、子どもたちの様子に合わせてアレンジすると、より親しみをもって楽しめる場合もある。例えば、登場人物をそれぞれ子どもたちが好きな動物にしたり、悪役も最後には仲良くなるなど。
・年齢やそれぞれ子どもに合わせ、配役をグループにしたり、2人1組にしたり、1人1役にするなど分ける。
・配役は初めのうちは固定せず、色々な役を交代して楽しめるようにしておく。
・形式にとらわれず、子どもが楽しめる形を優先してアレンジを加えていく。しかし環境(舞台の使い方など)に関しては、最初の方からできるだけ当日と同じように作っておくと、その後子どもが混乱することなくスムーズに当日を迎えられる。
・練習をやりすぎてしまい「練習」というイメージや意識が強くなると、途中で嫌になったり飽きてしまう子も出てくるので、できるだけ遊びの延長で、子どもが楽しめることを大切にしていく。発表会当日を、子どもたちの関心や楽しさややる気のピークに持っていくことが生き生きとした発表につながる。



オリジナル舞台


人数が少ない!配役が難しい!発表が苦手な子が多い!お話として組み立てることが難しい!発表会まであまり時間がない!といった時におすすめのオリジナルストーリー。

<作り方>


1、子どもたちがそれぞれ得意としていること、好きなこと、やりたいこと(発表したいこと)を決める(例えば、ダンス、楽器、マット運動、縄跳びなどなど)。
 
2、それぞれが得意なものを発表するにあたり、発表内容にちなんだ役を決める(例えば、楽器なら音楽隊、運動系な体操選手、ダンスならダンスの内容にちなんだキャラクターなど)。
 
3、2で決めた役をつなげてストーリーを作る。
(例)
・郵便屋さんがそれぞれの役の人に手紙を届けに行く。届けた手紙は発表会への招待状で、最後にみんなで集まり歌の発表をする。
・○○組なんでもサーカス団として、順番に得意なことを発表。最後にみんなで1つの発表(歌など)をする。

4、ストーリーに合わせ、登場曲や簡単なセリフなどをふまえた流れを決めて完成。

<ポイント>


・子どもたちがそれぞれに得意なことを発表することがポイント。自分が好きなこと、得意なことには自信があるので、発表会までに練習したり覚えたりすることは少なく、また発表当日のプレッシャーも少 なくなる。
・子どもたちそれぞれの持ち場を作り、うまくまとめて脚本、ストーリーを作ることで、クラスならではの楽しく温かいお話が作れる。
・オリジナルのお話なので、保育者がイラストを描いたり簡単な紙芝居を作るなどして、子どもがイメージしやすいような導入を配慮する。
・バラバラの発表になるので、最後はみんなで歌をうたうなど1つの発表をすることでより一体感が生まれる。


※あくまで参考例ですので、日々の子どもたちの様子や関わり、人数に合わせてアレンジして取り入れてみてください。



  • ほいくるライター 雨宮 みなみ
  • ほいくるライター 雨宮 みなみ

ほいくる発起人。
「これはあの子が喜ぶだろうな〜」と子どもの姿を思い浮かべておもわずニンマリしてしまうような、そんな、“子どもの姿に寄り添う“きっかけとして、いろんなあそびを広く共有できる場でありたい!とこだわり強く運営中。
こどもと共鳴した時の、あのなんとも言えない瞬間がたまらなく好き!

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https://hoiclue.jp/
ほいくるライターとは?
ほいくるを運営している遊びクリエイター集団によるオリジナル記事。コドモガラクタラボを通して生まれた遊びや、遊びクリエイティブMTGで生まれた遊びなど、日々こどもの笑顔を思い浮かべながら作成しています。
関連リンク :
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  • 手軽度:
    ★★★(事前準備が必要な遊び)
  • 活動場所:
    室内
  • 年齢:
    幼児