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コウモリとガ~自然界の仕組みを実際に体験しながら学べる遊び~




わかりやすいルールと、なんだかおもわずドキドキ、笑ってしまうような遊び方が新鮮なネイチャーゲーム。

自然界の仕組みを知るきっかけにもつながる遊びです。



遊びの環境


平坦な広場 室内でも可


使うもの(用意するもの)


・バンダナ(1枚)
・コウモリの絵本など


ねらい


・自然界の仕組みを学ぶ
・「食う食われる」の関係を、実際に体験しながら学ぶ
・聴く力や集中力を高める



あそび方


1、全員で輪になって洞窟を作る(輪の中が洞窟のイメージ)。


2、コウモリとガについての話をする。

 たとえば…
・コウモリがどんな生き物なのか、子どもたちに聞いてみる
・コウモリが出てくる絵本などを読む
・コウモリはくらい洞窟などに住んでいて、目は見えないので超音波をだしてエサであるガを捕まえて食べているなど。


3、見本を実演しながら、ルールを説明する。
(1)コウモリ役の人と、ガの役の人と、カベ役の人に分かれる(参加人数により、バランスを見てそれぞれの役割の人数を決める)。

(2)コウモリ役の人は、バンダナで目かくしをして洞窟(輪の中)に入り、ガを捕まえに行く(※目かくしをする時は耳を出す)。



(3)ガの役の人は、洞窟(輪の中)に入り、コウモリから逃げる。洞窟の中であれば、自由に逃げることができる。

(4)カベ役の人は、輪になったまま洞窟の壁となり、中にいるガが逃げ出さないように見守る。壁なのでおしゃべりはしない。声をだしてはいけない。もし、目隠しをしているコウモリが飛び出しそうになったら、小さな声で「カベ、カベ」と教えてあげる。



(5)コウモリが「バット!」と叫んだら、ガは必ず「モス!」と大きな声で応える。「バット!」という声が超音波のかわりなので、ガは必ず答えなければならない。「バットバットバット!」と続いたら「モスモスモス!」と応える。

(6)コウモリ役の人は、目かくしをしているので「モス!」という声と、気配を頼りにガを捕まえに行く。



(7)コウモリにタッチされるか、壁の外に出てしまったガは壁の輪に加わる。

(8)ガを捕まえたら、役割を交代する。


4、最初に大人がコウモリになり、こどもたちの何人かガになってもらう。「バット!」「モス!」と超音波の練習を2〜3回行う。


5、できるだけ全員がコウモリ役とガの役ができるようにし(無理強いはしない)、活動スタート!


6、あそび終わったら、自然界の「食う食われる」の関係や自然界の仕組みについて話し合う。他にどんな生き物が食う食われるの関係にあるか、など。



★ポイント★


最初の実演でのコウモリの動きが大切です。
腰をおとし、大きく手を広げ、絶えず超音波を出し続けながら獲物を探り、「食べちゃうぞ〜」という雰囲気を作りましょう。


★留意点★


・この活動に登場するコウモリは、小型で超音波をだして獲物を捕らえる種類のものです。超音波を出さないで、フルーツを食べるコウモリなど他の種類もいますので、「コウモリはまったく目が見えない」と言ってしまわないように注意しましょう。

・少人数であそぶ時は、ロープで輪を作ってもOK。

・コウモリが疲れてきたり、なかなかガをつかまえられないような場合は、輪をだんだん小さくしていくなどの配慮をしてあげると良いでしょう。

・壁役の人たちが、手や足を出していたずらをする場合があります。とても危険ですので、いたずらをせずにしっかりルールを守るように伝えてください。

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  • 専門家 田所 佳奈
  • 専門家 田所 佳奈(NPO法人伊豆こどもミュージアム、ネイチャーゲームリーダー・保育士)

静岡県伊豆市在住。母の影響で、こどものころからネイチャーゲームに親しみ、学生の頃にネイチャーゲームリーダーの資格を取得。保育士時代には、保育にネイチャーゲームを取り入れ、こどもたちと楽しんできた。

現在は、伊豆こどもミュージアム森遊び塾の中で、幼児から中学生までのこどもたちに天城の森の中でのネイチャーゲーム体験、森遊びを提供。こどもたちが自然の中で自らの力で育ち合っていける空間づくりを行っている。

“ちょっとしたアプローチでこどもたちの自然に対する見方がガラッと変わります。ここで紹介させていただくネイチャーゲームを通して、いつもの場所でも、新しい発見をみんなで分かち合っていただけたら、と思います。”

URL :
NPO法人伊豆こどもミュージアム
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工作家、看護師、管理栄養士など、専門的な分野でお仕事をしながら、ほいくるに専門的なコンテンツを連載している専門家さんの記事。
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    幼児
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    戸外
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