【絵本×クッキング】海のきらきら寒天ゼリー~絵本/チリとチリリうみのおはなし〜
今回クッキングするのは、チリとチリリが海の中で食べたあのゼリーを想像して作る、オリジナルゼリー。
溶かしたり、固めたり…色の変化も楽しめる!発見いろいろのクッキング。
あつ〜い夏にぴったりの寒天デザートを作ってみよう!
クッキングの元になった絵本
作:どい かや
絵:どい かや
出版社:アリス館
出版社からの内容紹介
チリとチリリが自転車に乗って海の中を探検。すてきな宝物を見つけます。いろいろな物から自分が一番好きなものを見つけだす幸せを描きます。大好評「チリとチリリ」の第2弾!
どんな絵本?
・自転車でどこへでもお出かけしちゃうチリとチリリ2人の女の子。洞窟を見つけて入っていくと、出たのはなんと海の中!不思議な海の世界にどんどん引き込まれてしまいそうな絵本。
・海の中のパーラーでは美味しそうなデザートを注文!キラキラのゼリーやパフェの味を想像してワクワク♪
・色とりどりの魚たちや、海の様子が細かく描かれた世界は、眺めているだけでも発見がいっぱい!
・2人が海の中でみつけた素敵な宝物とは…?夏にぴったりの冒険に出かけたくなりそうな絵本。
材料
基本の寒天ゼリー
・棒寒天…1本(8g/8~10人分)
・水…500㏄
・砂糖…60g
青色寒天ゼリー・赤色寒天ゼリー
・基本の寒天ゼリー液…棒寒天1本分
・紫いもパウダー…小さじ1/4程度
・水…小さじ1程度
・レモン果汁…小さじ1程度
牛乳寒天ゼリー
・棒寒天…1本(8g)
・水…200㏄
・砂糖…60g
・牛乳…300㏄
オレンジ寒天ゼリー
・棒寒天…1本(8g)
・水…200㏄
・砂糖…40g
・オレンジジュース…300㏄
作り方
その1 基本の寒天ゼリーの作り方
1、棒寒天を30分以上水に浸し柔らかくする。
はじめはパリパリ!水に浸すと…?
2、寒天の水気を絞り、分量の水と共に鍋に入れ、ヘラなどでかき混ぜながら加熱する。
沸騰したら弱火にし、更に2分程煮て寒天を溶かす。
3、寒天が完全に溶けたら、砂糖を加えて溶かし混ぜる。
その2 青色寒天ゼリー・赤色寒天ゼリーの作り方
1、紫芋パウダーを少量の水で溶かしておく。
2、基本の寒天ゼリー液を温かいうちに容器に入れる。
3、1の紫芋パウダー液をお好みの色になるまで、2に少量ずつ加えて混ぜる。
→青色寒天ゼリーのできあがり!
4、3にレモン果汁をお好みの色になるまで、少量ずつ加えて混ぜる。
→赤色寒天ゼリーのできあがり!
その3 牛乳寒天ゼリー・オレンジ寒天ゼリーの作り方
1、基本の寒天ゼリーの作り方3で火を止め、牛乳またはオレンジジュースを少しずつ加え混ぜ合わせる。
※牛乳やオレンジジュースはあらかじめ冷蔵庫から出し、常温にしておく。
その4 ゼリーを盛りつけよう!
1、各種ごと、タッパー容器やバット、カップ容器などに寒天ゼリー液を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
2、寒天ゼリーが固まったら、好きな大きさに切り分けたり、型で抜いたり、フォークで崩したゼリーを器に盛りつける。
フォークで崩すときらきらした寒天ゼリーになるよ♪
いろいろな形や色を組み合わせて、自分だけの海のきらきら寒天ゼリーを作ってみよう!
果物をトッピングしても美味しそう♪
できあがり!!
★調理ポイント★
・棒寒天1本(8g)=粉寒天4g 粉寒天で代用してもOK!
・煮溶かす液体の分量は棒寒天1本(8g)あたり約500㏄。
・棒寒天の1本の重量は商品によって多少異なるため、商品に記載されている作り方を参考にする。
・牛乳など水以外の液体は必ず常温に戻してから加える。(冷たいまま加えると、固まらない場合もある)
・オレンジジュースなど酸の強いものを加えると固まる力が弱まるため、寒天をしっかりと煮溶かして寒天ゼリー液を作り、火を止めてから加える。
・紫芋パウダーの色素成分「アントシアニン」は酸性で赤色・アルカリ性で青色になる性質があるので、今回のクッキングのような色の変化を楽しめる。
★おまけ〜寒天のふしぎ〜★
寒天ってなにからできているの?
寒天は、テングサなどの海藻からできているんだよ。
海藻のネバネバした液(粘液質)を凍らせた後に、お日様の光に当てて乾燥させて作るんだって。
今回使った棒寒天の他に、粉寒天や糸寒天など、お料理に使える寒天にはいろんな種類があるんだよ。
ゼリーによく使われる材料ゼラチンは豚や牛からとったコラーゲンという成分から作られているよ。
どちらを使ってもゼリーが作れるけれど、全然違うものからできているんだね!
寒天を使った食べものいろいろ
寒天を使って作ったもの、他にどんなものがあると思う?
あんみつや羊羹などのお菓子や、つるつる食べるところてん…。
寒天を使ったものがいろいろあるね!