えいがかんごっこ~特別な雰囲気がたのしいワクワクの映画館~
暗くてたくさんの人が座っている中、ブーッというブザーと共に始まる映画の世界。
なんだかちょっと特別感のある映画館の世界を簡単に楽しんじゃおう…!
使うもの
子どもたちの遊びの流れによって、例えば…
・椅子
・紙芝居
・絵本
・画用紙の切れ端
・折り紙
など。
遊び方
本来であれば子どもたちのイメージが膨らんだときや関心が高まったときなどに自然と楽しめる遊びなので、遊び方は特には決まっていないけれど…
でも、もしかしたらこんなことがきっかけで楽しめるかも?というあそびのきっかけを紹介します。
あくまでも子どもたちの思いつきやイメージを大切に!
その1:いつもの紙芝居が、映画に大変身
紙芝居や絵本を読む際、電気を消してカーテンを閉めて、暗いところで読んでみる。
ブーッと言ってブザーの合図をしてから読んでもおもしろいし、特別に長いお話や、2本立てで読んでみるとより映画館の雰囲気が楽しめそう。
椅子の並べ方を変えるだけでもおもしろい。
自然とイメージが広がって、子どもたちの方から、「しっ静かに!」なんて言葉も出てくるかも?
その2:その1からちょっと発展
廃材や画用紙の切れ端などで、映画館のチケットを作ってみる。中にはポスターを作る子もいるかもしれないし、別のチケットを作る子もいるかもしれない。
そのうち、ポップコーンやジュースを用意したい子も出てくるかも?
子どもの気付きや発見、イメージに合わせて、遊びを楽しめる環境を用意してみよう!
その3:本当は、なんでもOK…!
子どもたちが自分たちのイメージで楽しめていることが多分、いちばんおもしろいはず。
なので、紙芝居や絵本を読まずとも、実際に映画を見ているフリでもいいし、音楽をかけてもいいし、誰かが寸劇したり踊ったりするのをみんなで観たり応援したりしても楽しそう!
ポイント!
・「えいがかんごっこをしよう!」というよりは、ちょっとしたきっかけ一つから、子どもたちの遊びが広がったときにその続きを楽しめるような環境づくりを大切にする。
・作りものは、特別なものを用意しなくても、廃材など元々あるものから「どうやって作るか」を考えるのもまた一つの楽しみになるので、特に準備なく簡単に遊ぶことができる♪
・えいがかんごっこが子どもたちの中で盛り上がってきたら、みんなでえいがかんの人になって、他のクラスのお友だちを招いてもおもしろいかも?
・暗さに不安や怖さを感じる子もいることも心に留めておきながら、無理なく楽しもう。