陽だまりのお茶会(東京都文京区ーお茶の水女子大学こども園)

ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
陽だまりのお茶会
プランターで育てていたオレンジバームのハーブを使ってお茶会をしよう!となりました。今までに年長組がよくお茶会を開いてくれていたので、教えてもらいながら準備をしていきます。
オレンジバームの葉をよく洗って急須に入れます。ハーブのいい香りに「ちょっとオレンジの香りがするね」「いいにおい!」とうれしそうです。
お湯を入れると「少し待った方がおいしくなるんだよ」と、年長の子が教えてくれ、じっと待ちます。
しばらくして「ちょっと味見してみようよ」となり、味見することに。
「色は少しだけついてるね」「葉っぱとはちょっとにおいが違うね」
飲んでみると…。
「おいしーい!」「あんまり味が濃くないのがいいね」「これくらいでみんなに飲んでもらおうよ」
湯飲みにお茶を入れ「お茶ができました~」「どうぞ飲んでくださーい」と声をかけると、見学に来ていた方やいろいろな大人もやってきて、一緒にお茶を飲んでおしゃべりを楽しみました。
散歩に出かけると「これはお茶にできるかな」「調べてみようか」と、観察したり調べてみたりしています。
寒い日にほっと一息。見学に来ていたお客さまも誘って一緒にお茶会です。
途中で「音楽があったほうがいいよね」となり、子どもたちとどの音楽にするかいろいろ聴いていくと「この音楽がお茶会に合ってる」といったのが、クラッシックでした!
テーマ:子どもの“やりたい”を保証する環境や工夫