ふわっとぼこっと手づくりプレゼント〜いろいろな素材を組み合わせるのが楽しい製作あそび〜
水岡香
そんなことを子どもたちと考え試して、いろんな素材を使って楽しむことができる製作遊び。できあがったものは、ぼこぼこしていたりふわふわしていたり、飾ってもすてき。
卒園、進級の時期や、ありがとうの思いを伝えたいときにもおすすめの、いろいろな素材を使ったプレゼント製作をご紹介します。
材料
- 新聞紙
- クラフト紙または画用紙
- 紙粘土
- 毛糸
使うもの
- はさみ
- 絵の具
- ボンド
- テープ（セロハンテープや両面テープ）
- ペン・色鉛筆など
作り方
今回は、花の飾り作りをご紹介。
粘土は、思い思いの形の花びらに。クラフト紙は、花びらを貼る土台として作っていきます。
紙粘土に色をつけよう
1. 紙粘土を作りたい色の分だけちぎる。
2. 紙粘土に絵の具をのせる。
3. 紙粘土を手でこねる。
色が全体に均等になるまでこねる。
プレゼントする相手が、何色が喜びそうか子どもたちと考えてみても。
紙粘土とクラフト紙で花を作ろう
4. 新聞紙を丸めて、クラフト紙で包む。
テープでとめる。
5. 花びらにする紙粘土をちぎる。
6. 紙粘土を丸め、ボンドをつけて土台の上に乗せて貼っていく。
年齢が高い子たちとは「紙と粘土は何でくっつくかな？」と実験しながらやってみても。
できたら、粘土とボンドを乾かす。
7. 細く切ったクラフト紙をねじって茎にする。（今回は用意したのは幅1.5cm長さ5cmくらい）
クラフト紙以外にも、子どもたちのアイデアを取り入れ、毛糸やモールや枝を使ったりしてもワクワクが広がりそう！
8. 紙粘土で葉を作り、花びら同様ボンドで貼って乾かす。
9. 乾いたら、花を裏返しにして、茎と葉っぱを両面テープやセロハンテープでつける。
10. 紐をつけたらできあがり。
花以外にも、どうぶつや違う形のものを作ってオリジナルのものに。
人形を作ってみよう
1. 人形の顔の部分をクラフト紙と新聞紙で作り、目や鼻を描く。
2. 髪の毛にする毛糸を切る。長さはお好みで。プレゼントする人を思い浮かべて髪の長さを決めるのも楽しそう！
3. ボンドや両面テープで髪の毛を貼っていく。
4. 土台をもう一つ作り、体の部分にする。毛糸の端と端にテープを貼り、顔と体がつながるよう裏側をくっつける。
5. 手足を作る。
紙粘土を少し平たくして、そこにボンドをのせ、毛糸の端を紙粘土で包む。
手のひらでコロコロと丸める。
子どもたちとボンドはどれくらい使うと良さそうか、どんな風にすると粘土と毛糸がくっつきそうか考えるのも楽しい時間に。
6. 毛糸の反対側にも紙粘土をつける。同じものを計2本作る。
7. 紙粘土が乾いたら、人形の裏側に毛糸部分をテープで貼る。
できあがり！
顔、体、手足がフラフラ揺れるのがかわいい。
ポイント
- 紙粘土は普通のものでも良いですが、ペットボトルなどに貼り付きやすい種類のものの方が子どもたちが扱いやすいかもしれません。(100円ショップなどで購入できます。)
- 紙、紙粘土、毛糸、絵の具など素材の違ったものを使う楽しさがありますが、子どもたちの姿に合わせ、年齢が低い場合は、素材の種類を自分たちで作りきれる程度にするとじっくり楽しめるかもしれません。逆に年齢が高い場合は、モールやセロファンなど他の素材を準備しても楽しさが広がりそうです。
あそびのアイデア
以前ほいくるメイトさんから寄せられたこちらの遊びを参考にして作ってみました。
