色々な物に見立てながら・・・(神奈川県横浜市ーゆうゆうのもり幼保園)
ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
色々な物に見立てながら・・・
2歳児の保育の中でソフト積み木を使って遊ぶ場面が何度かありました。
形、色、大きさや重さなど様々な積み木を組み合わせて、遊ぶことを楽しんでいた子どもたち。その姿から、“遊びたい!”と思ったときに直ぐに手に取れる環境にしてみよう、ということで2歳児の保育室内にソフト積み木コーナーを作ってみました。
子どもたちの目に触れる場所にあることで気軽に手に取り遊び始める姿が見られ、乗り物や家、公園などイメージを膨らませながらソフト積み木を組み合わせて、様々なものに見立てて遊んでいます。また、そこからごっこ遊びへも繋がる姿が見られ、友だちとの関わりも増えてきているように感じます。
今、様々な場所やものに見立ててこのスペースを楽しんでいる子どもたち。一人ひとり、それぞれのイメージを持って遊んでいるため、同じ時間でも様々な場所になっているのですが、一人の子がテーマパークのゴーカート、もう一人の子はお出かけする時の車に見立てていた時、「みんなー、のってー!」というある子の一声で、みんなが集まって同じ空間を楽しむ時間が生まれました。イメージは様々ですが、何かのタイミングで子どもたち同士が関わり合い、混ざり合う瞬間が面白かったです。
テーマ:コーナー