ゆきだるまのチョキチョキ福笑い~切る・貼る遊び~
はさみで遊びながら楽しいゆきだるまを作ろう!
今回は、“いいかげんが良い加減!”というポイントも一緒にご紹介します。
材料・使うもの
・色画用紙
・はさみ
・のり
遊び方
1. 白い画用紙を切って、ゆきだるまの体と顔を作る。
2. 「1」でできた顔と体を台紙の画用紙に貼る。
3. 色画用紙を好きなように切って、顔や体パーツを作る。
はじめから目や口、顔を作ろうと考えず、色々な形を何個も切って、はさみ遊びを楽しもう。
4. 「3」で切った色々な形をならべて、ゆきだるまの手や服などをつくって貼る。
5. できあがり。
顔のパーツを変えたり、位置を並べかえたりして、遊ぼう。
アレンジ
・ゆきだるまの土台は丸にこだわらず、色々な形で作るのもおすすめ!
・気に入った顔ができたら貼って、作品にしてもかわいい!
・福笑いは、大きめのカラー工作用紙などで作ると、紙に硬さがでて、遊びやすい!
ひでちゃんの工作ポイント!
いいかげんが良い加減!
造形や制作というと、見本通りに描かなきゃ、切らなきゃ、と思っている子どもや先生もいるかもしれません。ですが、ぜひ、今日から、その考えは捨てちゃいましょう。
なぜなら、見本とおなじように形を作るというのは、体が発達途上のこどもたちには、そもそもナンセンスなことだからです。クラスのこどもたちの数だけ、月齢差があります。そこで一定の正確さを求められたら、できない子も少なくない。そして「先生、やって。」となります。これでは、もったいないですよね。
クラスの全員が正確に上手に一定のレベルで完成することよりも、自分のありのままの線や形を、自分自身で「気に入った」と思えることが大切です。
幼児期の造形というのは「いいかげんが良い加減」がポイント!
明日からも、こどもたちと気楽に造形を楽しんでくださいね。