声や手拍子もステキな楽器!〜言葉で楽しむかんたんリズム遊び〜
子どもたちとの朝や帰りの集まりで、いろんなリズムが生まれる!楽器がなくても楽しめるリズム遊びをご紹介します。
遊び方
1. 子どもたちがお互いに顔が見えるような形で集まる。
おすすめはお互いの表情や動きが見えて、自然とワクワクしたり、笑顔になったりする円のスタイル。(集まり方に決まりを作らず、一列になったり、四角くなったり、色々な形で遊んでみても楽しめます。)
2. 何か1つの言葉を、好きなリズムに合わせて楽しむ。
例えば朝の集まりの場合…
子どもたちが集まったら、「みなさん おはよう」の言葉をもとに、保育者が「今日のみんなの挨拶教えてね」などと声をかける。(保育者がはじめに言葉と手拍子でリズムを作ってもいいかもしれません。)
言葉とリズムのイメージ
3. 保育者の次に、隣の子、その隣の子…というように全員に挨拶リズムを聞いていく。ひとりひとりから出てくるリズムはどんな感じだろう?よく聞いてみよう!
4. 全員回ったら、面白かったリズムをいくつか紹介したり、みんなで手拍子でやってみたりして「楽しい挨拶を教えてくれてありがとう!」などと子どもたちに伝えリズム遊びを締めくくる。
ポイント!
・初めてリズム遊びを行う場合、子どもたちがどうしていいか分からず、リズムが出てこないかもしれません。そんなときは、この遊びの前段階で保育者の言葉とリズムを真似する「まねっこゲーム」をすると子どもたちの中に色々なリズムが入っていき、挨拶のリズムゲームが盛り上がるかもしれません。
・ゲームをする中で、言葉にせず手拍子だけ、言葉と合っていないリズムを叩く、恥ずかしくて止まってしまう、ということがあるかもしれません。でもそんな姿もリズム(音符)や休符として読み取れるはず!子どもたちからでたリズムや休符を全部大事にしていくと、「失敗」「恥ずかしい」という雰囲気はなく、ゲームを楽しみやすくなります。
・何回か遊んで慣れてきたら、保育者から始めるのではなく、子どもたちからリズムをスタートしても楽しくなりそう!
・挨拶だけでなく、「今日の朝ごはん」「好きな遊び」などテーマを変えて色々な言葉からリズムを作っていくと何度もリズム作りを楽しめます。
この遊びに関連した書籍の紹介
【書籍紹介】わくわく音遊びでかんたん発表会
今回は『わくわく音遊びでかんたん発表会』をお届けします。
声も、手拍子も立派な楽器。生活の身近なところから音、楽器、リズムに触れて、子どもたちの中に「たのしいね!」が溢れるれる音楽あそびが詰まった一冊をご紹介します。