葉っぱジャンケン〜見て、触って、五感を使って遊ぶ自然遊び〜
五感を使って楽しく遊びながら、季節の植物に触れて楽しむ自然遊び。
園庭や、散歩中、公園でできる、ネイチャーゲーム「葉っぱジャンケン」をご紹介します。
準備するもの
・葉っぱ数枚
・葉っぱを入れるための袋または箱(紙袋などできれば中身が見えない方が良い)…人数分
遊び方
まずは、葉っぱさがし!
1. 探す葉っぱのテーマと、その葉っぱを摘んでくる枚数を決める。
例えば…
・大きい葉っぱ
・小さい葉っぱ
・つるつるした葉っぱ
・長い葉っぱ
・短い葉っぱ
・丸い葉っぱ
・トゲトゲ葉っぱ
・自分が一番キレイだと思う葉っぱ…を◯枚、など。
(テーマや枚数は保育者が決めても、子どもが決めてもOK)
2. 持ち寄る葉っぱのテーマと枚数が決まったら、それぞれに葉っぱを探しに行く。
葉っぱをつかってジャンケン?
3. 子どもたち全員が探し終えたら、2〜3人のグループを作り、向かい合って座る。
4. 保育者が、子どもたちが持ってきた葉っぱの中から、ジャンケンする葉っぱのテーマを伝える。
今回は…「一番つるつるな葉っぱ!」
子どもたちは、自分が持っている葉っぱの中から、テーマに沿った葉っぱを1枚準備する。
5.「はっぱじゃんけん ジャンケンポン!」の掛け声で、同時に自分たちの葉っぱを出す。
6. 出し合った葉っぱを子どもたち同士でじっくり見たり、触り合ったりして、どの葉っぱがテーマに合っているか(今回の場合、つるつるか)を決める。
どっちがつるつるかな?
7. テーマに合っている葉っぱの方が、勝ち!
どのグループも勝敗が決まったら、葉っぱのテーマを変えて勝負していく。
「自分が一番!!」と勝負が決まらないグループがあったときは、様子を見て他の子に触ってもらい多数決で決めたり、保育者が触って勝敗を決めたりすることも良さそう!
葉っぱ以外にも、枝や花を集めてジャンケンすると、また違う発見が…?
ポイント!
・遊びに慣れてきたら、子どもが「〇〇な葉っぱ!」とテーマを伝える役になっても良いかもしれません。
・ジャンケンの勝敗よりも、手でじっくり触ったり、目でじっくり観察したり、全身の感覚で楽しむ雰囲気を大切にするとより葉っぱジャンケンの面白さを味わえます。勝敗を決めるときはぜひ「じっくり」感覚を使う時間を作るのがおすすめです。
・葉っぱを探すときやジャンケンで出し合うときに、植物の形状の違いを楽しめるように、子どもたちの発見や気付きをクラスでシェアしてみると楽しさが倍増!
・葉っぱを探す際、指を切りやすい葉(テキリスゲ・ススキ)などには気をつけてください。