2月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の2月の月案指導計画(月案)、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2023年冬号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・全園行事「アートフェスタ」はオンラインでの開催となったが、画面を通してペープサートや観劇、歌遊びなどを楽しんだ。クラスの製作では、でんでん太鼓作りを通して親子でアートを楽しめた。日常では絵の具やのり、マーブリングなど、さまざまな素材の感触を味わうことができた。
・クリスマスのプレゼントでもらったコマやカルタをくり返しやっている。回を重ねるごとに、コマをうまく回せるようになったり、カルタのルールがわかって楽しんだりする姿があった。
今月のねらい
養護
・感染症に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする。
教育
・自分なりに生活の流れがわかり、食事前の手洗いや片づけ、排泄など身のまわりのことを自らすすんでやろうとする。
・雪や氷などに触れたり、寒さを感じたりしながら、戸外で体を動かして遊ぶ。
子育て支援
・「いやいや」「じぶんで」と自己主張する一方で、「できない」「てつだって」など甘えたい姿もあることを共有していく。その気持ちを丁寧に受けとめながらかかわることの大切さを、子どもの姿を通して伝えていく。
環境構成
・布パンツで過ごしている子が増えてきたので、自分でトイレに行きやすいように、扉を開けておく。その際はケガのないよう、扉を固定しておく。
・パズルは、今あるものはほとんどできるようになってきているので、目新しいものと入れ替えて引き続き楽しめるようにする。
保健衛生
・換気や遊具などの消毒を十分に行う。
・新型コロナウイルス感染症以外にも、インフルエンザや感染性胃腸炎などが流行する時期なので、登園時の健康観察や、体調の変化などを保育者間や家庭と共有する。