10月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
掲載日:2022/09/30

保育園の10月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年秋号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・自分で尿意を感じ「トイレ行く」と知らせに来る子が増えてきた。また、パンツで過ごす子が増え、排泄したあとで「出たよ」と伝えに来る子もいる。
・子ども同士で遊びを楽しめるようになってきた。ごっこ遊びやつもり遊びをしたり、友達のまねをしたり、一緒に絵本を読んだりするなど、友達と簡単な言葉でやりとりしながら楽しく遊んでいる。
・バッタやトンボなど秋の生き物に興味を持ち、園庭に出ると、探したり捕まえたりすることを楽しんでいる。
今月のねらい
養護
・衣服の着脱や脱いだ服の始末など、簡単な身のまわりのことを自分でしようとする。
教育
・保育者や友達と一緒に、戸外でたっぷり体を動かして遊ぶ。
・秋の自然に興味を持ち、見たり触れたりして十分に楽しむ。
子育て支援
・活動や気温に応じて、調節しやすい衣服を準備してもらう。
・風邪やインフルエンザなどの感染症の予防について知らせるとともに、規則正しい生活を送ることや早めの対応についてお願いする。
環境構成
・子どもが経験した活動の中で味わった感動体験を再現できるような、ごっこ遊びのアイテムをいろいろと用意する。
・安全で、季節の移り変わりを感じられる場所を選んで散歩に行くようにする。
保健衛生
・季節の変わり目は体調を崩しやすいので、その日の天気や気温に合わせて衣服を調節するようにする。
・気温や湿度を常に把握し、快適に過ごせるようにする。