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5月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/04/28
5月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の5月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年春号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・新しい環境や保育者に対し、しっかり泣いて気持ちを表した分、慣れていくのも早かった。

・進級児は持ち上がりの保育者を拠りどころに過ごした。少しずつ新入園児の子どもたちとかかわる姿も見られるようになっている。

・新入園児はしっかり泣いて、保育者に気持ちを出しながら、少しずつ園での暮らしに慣れていった。食事や遊びなど、それぞれ好きなことを見つけられるようになってきた。

今月のねらい

養護

・特定の保育者を拠りどころにしながら、一日の生活を無理なく送る。

教育

・安心できる保育者のもとで、自分の好きな場所や遊びを見つけて楽しむ。

・気持ちのよい気候の中で、めいっぱい体を動かす。

子育て支援

・連休明けは、休み中の体調などの様子を保護者と共有する。

・懇談会を通して、保護者と保育について共有する機会を持つ。また、保護者同士が知り合えるきっかけになるような時間にする。

環境構成

・一人ひとりの好きな遊びや興味のあるものを担任同士で共有し、じっくり遊べるように空間を分けて少人数にしたり、玩具の数を増やすなど、遊びの環境を整える。

・天気のよい日は散歩に出かけ、体をたっぷり動かしたり、興味があることをじっくり楽しんだりできるようにする。

保健衛生

・遊具などの消毒をこまめに行う。

・換気を常にしていく。

・気候に合わせて、衣服の調節をする。

・手洗いの経験を、保育者と一緒に積み重ねる。

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