4月の指導計画（月案）＜4歳児・幼稚園＞

幼稚園の4月の月案指導計画（月案）、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新幼児と保育』2022年春号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。

4月当初の子どもの姿

・進級した喜びを感じ、はりきって生活する姿が見られる。

・好きな遊びを見つけ、思いっきり楽しむ姿が見られる。

・新しい友達と出会い、一緒に遊んだり、会話を楽しむ姿がある。

・新しい環境や生活の流れに戸惑い、不安を感じる子どももいる。

・新しい環境の中で基本的な生活の仕方がわかる。

・自ら遊びや友達を見つけ、親しみを持ったり一緒に遊ぶおもしろさを知る。

・保育者や友達に親しみを持って、喜んで登園する。

・新しい生活に慣れるため、保育室は動線を考えたうえで教材の配置や視覚表示を工夫し、わかりやすい環境を設定する。

・保育者から積極的に子どもたちに話しかけ、会話を楽しみ、一緒に遊ぶ中で子どもとの信頼関係を築けるように心がける。

・クラス全体を見ながら、一人ひとりの様子もしっかり把握して保育を行う。

・一人ひとり丁寧にかかわり、個々の気持ちを把握する。新しい生活への不安を抱える子に対しては十分に援助をする。

・進級したことを不安に感じている子もいることを理解し、寄り添うようにする。