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3月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/03/01
3月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の3月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年2/3月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・食事の身支度や食後の片づけなど、自分でできることをやろうとする子が増えてきた。

・手洗いの際、「腕まくりしようね」と声をかけると袖口をまくり上げようとする姿があった。

・散歩に出かけて河津桜を見つけ、「わぁ-!」と歓声を上げたり、葉っぱを拾って放ったり、頭上からパラパラと落として遊ぶなど、自然物に触れる姿が多く見られた。

・レンゲですくったり混ぜたりし、見立て遊びを保育者と一緒にする子もいた。

今月のねらい

養護

・自分の思いや要求を、保育者に十分受けとめてもらうことで満たされ、一語文やしぐさで伝えようとする。

教育

・保育者に絵本を読んでもらったり、わらべうた遊びを一緒にしながら、気に入ったフレーズや身ぶりをまねする。

子育て支援

・保育園での生活の様子がより伝わるように、写真を販売する。また、1年間の製作遊びで作った作品を冊子にまとめ、作品集「〇〇ちゃんのおもいで」として保護者にプレゼントする。

環境構成

・進級後、できるだけスムーズに生活ができるよう、引き続き1歳児クラスに出かけ、遊ばせてもらう。

・子どもの興味のある絵本を、手の届く場所に置き、いつでも親しめるようにする。

保健衛生

・気温に応じて衣服の調節を行い、日中はなるべく薄着で過ごすようにする。また登降園時は、調節しやすいよう薄手の上着を着用してもらうよう保護者に呼びかける。

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