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1月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/01/04
1月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>

保育園の1月の月案指導計画(月案)、2歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021-2022年12/1月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・食後、食器を食器カゴまで持って行き、コップや茶碗を重ねて片づけている。

・長靴のスノーカバーを自分で上げようとする姿があるが、うまくいかないときは「先生できない」と伝えてくることもある。

・「雪カチカチやな」といいながらザクザク音をたてて歩いたり、ふわふわの雪の上に寝転がって雪の感触を確かめている。

・もぐったり隠れたりすることを喜んだり、見つけられることがうれしくて、保育者や友達とかくれんぼを楽しんでいる。

今月のねらい

養護

・冬の生活の仕方(鼻をかむ、ジャンパーや長靴の雪を払う、防寒着の始末など)を知り、自分でしようとする。

教育

・冬の自然に触れながら雪や氷などの自然現象に気づき、興味や関心を広げたり、疑問を持ったりして冬ならではの遊びを十分に楽しむ。

子育て支援

・感染症が流行する時期なので、園での流行状況をボードやお便りを通して知らせ、家庭での手洗い、うがいの励行など予防に努めてもらうようにする。

環境構成

・防寒着を自分で着脱したり、ハンガーにかけられるように、広い場所を確保する。

・子どもの興味や関心に合わせた、さまざまな道具を用意する(カップ、スコップ、木の実や枝、ソリ、ダンボールなど)。

保健衛生

・暖房は室内と外気温の差を考えて調節し、こまめに換気をする。

・乾燥しすぎないように、適切な湿度(45 ~ 60%)になるよう調節する。

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