【実験遊び】ジャガイモから「片栗粉」を作ってみよう!〜素材/じゃがいも〜
使う素材は…「じゃがいも」です。
エピソード
私が小学校低学年の時大好きだった遊び…
それは、ジャガイモから「片栗粉」を作ること!
(「片栗粉」は本来「カタクリ」という植物のデンプンから作ったものでしたが、現在流通しているものの多くが、ジャガイモのデンプンを原料としています。)
一度何かの機会に、ジャガイモから片栗粉を作ってみたらとても面白くハマってしまい、たくさん片栗粉を作ったり、繊維を取り出して乾燥させてはフィルムケース(今はもう見かけないですね〜)にラベリングして保存していました。
先日八百屋さんに行ったらふと新ジャガが目につき、
「また片栗粉作ってみようかな〜」
とウズウズ…!
そんなわけで、今回はジャガイモから片栗粉を取り出す方法をお伝えします!
材料
ジャガイモ(中1個または小2個以上)
使うもの
・ピーラー
・おろし器
・さらし(30cm×30cm程度)
・輪ゴム
・ボウル
・水
・バット
・スプーン
遊び方
1. まずジャガイモを用意します。
今回は小さめの新ジャガを2つ、138g分用意しました。
2. ピーラーでジャガイモの皮を剥きましょう。
子どもたちに剥いてもらってもよいですね!
3. ジャガイモをすりおろします。
4. 「3」をさらしに包みます。
5. 「4」を輪ゴムで留めます。
6. ボウルに張った水の中に15分ほど入れ、時々振ったり揉んだりします。
7. 15分後、ボウルの中の水はこんな風に白濁しています。
このまま10分置いておきましょう。
8. さらしの中の搾りカスも観察してみましょう。
ジャガイモの繊維がよく見えます!
9. 10分後、ボウルの底に何か沈んでいます。
上澄みの水をこぼすと…。
10. 白いものが残っています。
これが「片栗粉」です!
11. きれいな片栗粉を取り出すため、もう一度水を入れて、10分待ちます。
12. 「片栗粉」が沈んでいますね。
13. 上澄みの水を捨てましょう。
14.「13」で残った片栗粉を、バットの上にあけて数時間置き、乾かします。
(お急ぎの場合は、ドライヤー等で乾かしても!)
15. 乾いたら、スプーン等でコリコリ削ってみましょう。
16. 片栗粉の完成です!
17. 量ってみると…13gありました!
元の重さが138gでしたので、総重量の約10%ほどの片栗粉が作り出せました。
ポイント!
サツマイモを使って、同様の実験をすることもできます。
実験で作った片栗粉とマッシュポテトを混ぜて焼き、「芋もち」を作っても楽しいですよ!