保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

10月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/10/01
10月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

幼稚園の10月の月案指導計画(月案)、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年10/11号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・水遊びやプール遊びで、自分なりの目標に向けて力を出したり、友達の姿から刺激を受けたり、よりよい方法を考えたりした。【健康な心と体】【自立心】【思考力の芽生え】

・小学生の運動会に向けての取り組みに刺激を受け、まねをしたり自分たちなりにやってみようとした。【健康な心と体】【社会生活との関わり】【数量や図形、文字などへの関心・感覚】

 

今月のねらい

・友達と競い合ったり力を合わせたりしながら運動遊びに取り組み、自分の力を発揮する。

・学級や園の課題を受けとめ、友達と進める楽しさや満足感を味わう。

・季節の移り変わりに関心を持ち、感じたことを表現したり自分たちの遊びに取り入れたりする。

 

クラスづくりのポイント

・運動会がいよいよせまってくる。年長児としてはりきって活動する幼児と、自分のすることが理解できなかったり、友達についていくばかりの幼児もいる。それぞれの幼児に合うように働きかけ、目的を持って活動できるようにする。

・リレーなどの競技には勝敗がついてくる。それを活用し、勝つためにはどうしたらよいかを考えさせる投げかけをさまざまな角度から行い、学級のみんなと一緒に考える。そうすることで、学級のいろいろな友達の考えに触れたり、それに対して自分なりの考えを持ったりして、共通の目的に向かって力を出していく実感を得られるようにする。

 

『新 幼児と保育』最新号のご購入はこちら