9月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の9月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度 8/9月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・夏の疲れからか食欲がない子もいたが、こぼしながらも自分で食べようとしたり、コップを持ち自分で飲もうとする。
・ハイハイ、伝い歩き、歩行で小ホールやテラスなどで体を動かして遊ぶ。
・自我がはっきりしてきて、嫌なときには泣いたり、言葉や身ぶり手ぶりで伝えようとする。
・「つめたい」「いっしょ」など、保育者の言葉をオウム返しする。
今月のねらい
・体調や気温の変化に留意し、個々の健康状態に合わせて生活リズムを整え、心地よく過ごす。
・一人ひとりの発達段階に応じて、室内外で十分に体を動かしたり、探索活動を楽しむ。
子育て支援
・育児に関する保護者の不安を共有し、園での様子を伝えたり、どのようにしていったらよいかを一緒に考えたり、具体的な方法を伝えていくことで、安心できるようにしていく。
・子どもの甘えたい気持ちを保護者が穏やかに受けとめていけるよう、子どもの気持ちを伝えていくようにする。
環境構成
・戸外遊びや、散歩に出かける機会が多くなるので、危険なものや場所を点検して探索活動が十分に楽しめるようにする。
・室内でも十分に体を動かして遊べるようにスペースを取り、ハイハイや伝い歩き、歩行が存分にできる環境を整える。
保健衛生
・引き続き水分補給をこまめにし、室温や湿度、紫外線に留意し、健康に過ごせるようにする。
・夏の疲れから体調を崩しやすくなるので、快適な環境で食事や睡眠ができるように心がける。