6月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の6月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度6/7月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・苦手な食べ物を保育者や友達と「一緒に食べよう」と話しながら食べる姿も見られるようになってきた。
・衣服の着脱や靴の脱ぎはきに興味を持ち、意欲的に自分でやってみようとする姿が出てきた反面、ときには保育者に甘える姿もある。
・ごっこ遊びやままごと遊びなど、友達と一緒に遊ぶ姿が少しずつ増えてきた。
今月のねらい
・梅雨期を健康で快適に過ごす。
・衣服の着脱や靴の脱ぎはきを自分でできたことに喜び、自信を持つ。
・保育者を仲立ちとしながらごっこ遊びを行い、友達とかかわる楽しさを味わう。
子育て支援
・懇談会などで話を聞いたり、園での様子を伝えながら子どもへのかかわり方を考えていく。
・トイレトレーニングに対して家庭での様子を聞き、保育園での様子も伝えながら一緒に進めていく。
環境構成
・梅雨期の自然物に触れられるように、晴れた日には公園に出かけ、雨の日には園庭に出て雨の様子に関心を持つ。
・着替えやすいように洋服を並べたり、保育者に見守られながら自分でやってみようとする意欲が芽生えるようにする。
・子どもたちの排尿間隔を把握し、遊びの節目を見て言葉かけを行う。
保健衛生
・保育室内を23~24℃、湿度を50〜60%にし、清潔な環境を整え、快適に過ごせるようにする。
・着替えや水分補給をこまめに行いながら、遊びと休息のバランスに留意する。