5月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>
幼稚園の5月の月案指導計画(月案)、5歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年4/5号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・進級したことに喜びを感じ、年少児の世話や、新しい遊具を使った遊びに意欲的に取り組んだ。【健康な心と体】【社会生活との関わり】
・4~5人のグループでこいのぼり作りに取り組む中で、簡単な課題に向かって自分の思いを出したり、友達の思いを聞いたりした。思いを出しながら折り合いをつけることも経験した。【言葉による伝え合い】【協同性】
今月のねらい
・自分なりの目的を持って遊びに取り組む中で、遊びに必要なものを考え、くり返し取り組む。
・友達に自分の思いや考えを伝えたり、相手の話を聞いたりして、自分たちで遊びを進めていこうとする。
・学級の課題を意識して、学級のみんなでする活動に取り組む。
クラスづくりのポイント
・保育者との信頼関係が築かれ、安心して過ごすようになってきている。グループ活動では、自分の思いを強く出す幼児と、それを受けとめている幼児とがいる。グループ活動は今月もさまざまな形で取り組み、自分の思いを出したり、複数の友達の思いを聞いたりする経験を重ねていきたい。また、いろいろなグループ編成を経験させることで、普段はかかわりの少ない幼児の考えに触れる機会にもなる。
・大型積み木などの新しい遊具の使い方に慣れてきた。保育者がさらに新しい使い方を提示し、遊びが広がるようにしていきたい。