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4月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/04/01
4月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

幼稚園の4月の月案指導計画(月案)、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年度 4/5月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。


4月当初の子どもの姿 

・年長組になったことを喜んでいる。新しい担任にかかわったり、保育室にあるものに触れてみたりする。【健康な心と体】 【自立心】 

・進級した喜びから当番活動などに自分から取り組もうとする幼児がいる一方で、やり方を覚えていなかったり、関心が持てなかったりして取り組まない幼児もいる。【自立心】 

今月のねらい

・年長組になった喜びを感じながら新しい生活に慣れ、自ら行動しようとする。 

・新しい環境の中で自分なりに動きながら、興味を持ったり友達とのつながりを楽しんだりする。 

・学級の課題がわかり、個人やグループで取り組む楽しさを味わう。

クラスづくりのポイント

・担任が持ち上がりか、学級編成替えがあったかによって姿は異なるが、どの状況下でも幼児は進級して大変はりきっている。幼児の意欲を最大限に引き出し、生かすような言葉がけを心がけていきたい。特に学級編成も担任も替わった場合は、一人ひとりに十分にかかわりながら、学級として意欲を引き出すことができるように、前担任から情報を引き継いでおく。 

・進級への期待は持っているが、一方で新しい環境に不安を感じている幼児も少なくない。年長児としてやらなくてはならないこともあるが、たとえば当番活動などは気づいた幼児から取り組むようにし、「年長組だから」と無理に詰め込みすぎないようにする。


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