「描く」〜こどもの姿(興味・関心)から楽しむ〜
描く
点や短線、線を往復させるようななぐり描きや、ぐるぐるの線からはじまって、◯を描いたり顔を描いたり、観察して描いたり思い出や想像の世界を絵にしてみたり。
幅広い年齢で楽しめる、「描く」という遊び。
使う素材や道具もいろいろで、それらによって広がる遊びもまた多様なおもしろさに溢れています。
動きを通して「描く」ことを楽しむ。「描く」ことで表現することを楽しむ。
単色で描く。いろんな色を使って描く。
大きな紙にダイナミックに描く。小さく丁寧に描く…
年齢や環境一つによって、楽しみ方もいろいろと広がります。
道具や素材として、楽しめそうなもの
・タンポ
・スポンジ(絵の具をつけて)
・クレヨン
・フェルトペン
・色えんぴつ、えんぴつ
・絵の具(手指、筆)
こんな素材も…
・氷
・綿棒
・ロウソク
「描く」をより楽しみやすそうな環境
乳児さんのお絵かき
さいしょは滑りが良い紙を用意すると、描きやすくて「描く」動きをより楽しみやすそうです。
腕を大きく動かして描くので(動きを調整しずらいので)、はみだしても良いように大きい紙を用意したり、紙をつなげておいたり、下にシートや新聞紙を敷いておくと、制限せずに楽しみやすくなります。
必ずしも椅子に座らなくても、床に広げて描くのも楽しそう…!
幼児さんのお絵かき
描くことを楽しめる素材や道具がたくさんあるので、どのタイミングでどれを用意すると良いのか、迷うところ。
手指の動きを見ながら紙の大きさを調整してみたり、力加減を見ながら、握りやすさや描きやすそうな道具を用意して試してみると、「描く」楽しさをたくさん味わえる環境が見えてきそうです。
◯ ほいくるが考えるポイント
幼児さんでは、紙を前にして固まってしまい描くまでに時間がかかる子がいれば、大きな紙に小さく絵を描く子がいたり、友だちの真似をしながら描く子がいたり、描きたくない子がいたり。
大人の意図やイメージとはすこし異なる場面に戸惑うときは、大人のイメージに寄せることを手放してみるのも一つかなぁと思います。
クラス内に紙と描く素材を用意しておいたり、描くスペースを用意しておくなど、描きたくなったら描ける(描きたいと思った時に、描いても良い)環境があると、それぞれの興味関心やタイミングに合わせて「描く」ことを楽しみやすくなります。
「描く」をおもいっきり楽しめそうな遊びアイデア
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