保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム [ほいくる]

HoiClue

みんなの園の“あそび事情”〜HoiClue × TOKYO PLAYコラボアンケート結果より〜

雨宮みなみ
みんなの園の“あそび事情”〜HoiClue × TOKYO PLAYコラボアンケート結果より〜

保育と“あそび”は切っても切り離せないもの。

でも、“あそび”ってほんとうに大事?どうして大事なの…?
じぶんの受け持ちクラスの子どもたちや園の子どもたちは、とことん遊んでいる…?

今回のテーマは、ズバリ、「あそび」について。
269名もの方が協力してくれました!(ありがとうございました!)

ということで、保育を通して日々子どもたちと関わっている保育者のみなさんは、「あそび」についてどう思っているのかを、集まった結果を元に読み解いていきたいと思います。
(アンケート実施期間:2019年9月4〜10日)

ズバリ質問!子どもたちにとって“あそび”って大事だと思う?

「思う!」と答えた人が100%という結果に…!

その理由を教えて!

・遊びによって様々なことを体験できるから
・全ては「あそび」から学ぶ!
・遊びが学び
・遊びの中で学んで成長していくから
・遊びの中で生きるための基礎を学んでいくから
・遊びが子どもを育てるから


集まった回答のほとんどが、「子どもは遊びからさまざまなことを学んでいるから」という理由でした。
ちなみに、遊びから得られることや、育つこととして回答のなかであげられたキーワードは、約40こほど…!

人間関係、考える力、物の使い方、五感、手加減、力加減、思いやり、挑戦する心、言葉や数の獲得、ルール、想像力、自然に触れる大切さ、健康的な運動量、道徳性、生きる力、心や体、社会性、物を大切にする心、協調性、喜怒哀楽などの感情、マナー、発想力、集中力、コミュニケーション力、可能性、協調性、自主性、バランス感覚、体力、意欲、自己肯定力、好奇心、知力、考える力、集団での関わり、感性、非認知能力、表現力、情緒の安定 など

選んだ言葉の違いや着目点の違いがあれど、「あそび」が大事だと思う背景には、【あそび=子どもの育ち】という共通した認識がありそうです。

受け持っている子どもたちは、園生活のなかで「とことん」遊んでいると思う?

全体の割合としては、「どちらかというとそう思う」という回答数が多く見られました。
迷いなく、「とことん遊んでいると思う!」と答えた人は、全体の20%でした。

その理由を教えて!

「そう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた人の理由(一部抜粋)

・子どもたちの様子に合わせて活動や環境を考えて毎日過ごしているので。

・子ども達がやりたいと言ったことに対し保育者は見守っているから。

・基本を遊びにおいているから。

・好きな事を、好きなだけ遊べる環境がある。

・とことん遊べるように、環境を考え、援助することを1番大切にしているから。

・子ども主体の保育を心がけているから、子ども達がやりたいと思った事は、危険なことでなければやらせている。

・そういう機会を沢山作っているつもり。

・カリキュラムもこなしながらではあるが、夢中になって遊びこむ姿が毎日のように見られるから。

・毎日違う遊びをしている子、ごっこ遊びを継続して行い、発展させている子、それぞれいるけれど、やりたい!これしたい!が多いし、笑顔で遊んでいる。

・保育者の発想を上回るアイデアをどんどん出してくるので。

・自ら選んだ遊びを、しっかり遊べている。

・1歳児クラスです。汗ビッショリになって、そして、給食中にウトウト、お昼寝は起こすまでぐっすりの姿を見ると、“あぁ〜今日もいっぱいあそんだなぁ〜”と、ほっこりした気持ちになります。

・表情がいつだって真剣!いつも全力で圧倒されないように必死です。

・生き生きしている。

大きく分けて、子どもを主軸にした保育環境を作っているという理由と、子どもの姿を見てそう感じている、という2つの理由が多く見られました。

「どちらともいえない」と答えた人の理由(一部抜粋)

・近隣問題で園庭が使えず、外遊びでの学びが少なくなっしまっている。

・0歳児担当だが、どう遊んだらいいか悩むことがあり、子どもたちが満足できていないのではないかと考えるから。

・0歳児というのもあり、個人差が大きく、月齢も異なるため、お部屋でそれぞれの遊びができなかったり、人手不足により、大人の都合になりなかなかとことんまでとは言えないから。

・もっとできることがあると思うから。

・させることが多い。

・危険回避や時間制限などにより薄っぺらい遊びになりがち

・とことん遊んでいる子とそうでない子がいるから

・危険なことをして、ケガをすると悪いとのことで、遊びが制限されてしまう

・行事や制作をする関係で、遊び混んでる時間を区切ってしまうから

・いろいろな行事があり遊びこむまでいっていない環境

・人数が多く限られた玩具や時間しか確保できてないから

・とことんと言われるとイエスと答えられない。とことん遊べる時間作りや環境対応が、自分自身がまだできてないと思う。子ども達一人一人のとことんにまだ気づいたり向き合えてない自分がいる。

・あくまでもこちら側の設定での遊びがほとんどだから。 子ども主体の活動を引き出せていない気がするので。

・乳児は職員配置の理由などから保育士が一緒に遊べないので遊び方を知らない。また幼児は遊ぶ時間が短い?ように思う。

・せっかく楽しくなり、盛り上がってきた時に限って園内の活動に移行しなければならないことが時折あるので。

・時間で区切ってしまう

「そう思わない」「どちらかというとそう思わない」と答えた人の理由(一部抜粋)

・現状では受け入れ人数も多く、時間に追われている。

・集団生活の為、時間が制限されるから。素材等も十分とは思えないから。

・以上児は行事の練習が多く、本当に好きな遊びは朝の会前や夕方くらいしかできない。部屋や園庭が狭く思い切り走れないから。

・行事、製作物が多く、遊びの時間をあまり作ってあげられない。

・遊ぶ時間が少ない。制限が多い。

・玩具を選べない、主体性ではない保育をしているから。

・園風も子どもたちも指示を出す、待っていることが多いように感じる。

・人数が多く限られた玩具や時間しか確保できてないから

・保育士の体調で活動内容が左右される。保育士の年齢層が高く、子どもに追い付けていない。

・自由な遊びの時間が少ないから。

・本当に子どもが遊びたいものができていなかったり、遊びに没頭し始めたら片付けとかになることもある。

・乳児は職員配置の理由などから保育士が一緒に遊べないので遊び方を知らない。また幼児は遊ぶ時間が短い?ように思う。

・その時期によって"行事"に追われてしまうため。

・おけいこが多くあそぶ時間を十分にとれていないから。

・怪我などに対してやや過剰な考えの園であり、また人数に対して空間が狭いのでとことんは遊べていないように思う。

全体を通して印象的だったのは、上記には記載していませんが、「どちらかというと、とことんあそべていると思う」と回答した人の理由に、「約束事が多い、しばられてるため」「遊びではなく、大人主導の活動が多いため」といった、“とことん遊べていない理由”が含まれていたこと。

遊びは大事だと思うし、できるだけとことん遊べる環境を作ってあげたいけれど、時間や場所などの大人の都合や制限によって、なかなか思うような環境をつくることが難しい、といった現場事情が見えてきました。

さいごに、子どもたちが“とことん遊ぶ”ために、これだけは必要だと思うことがあったら教えてください!(一部抜粋)

・子どもの声を傾聴すること。

・子どもたちの世界に大人が干渉しすぎないこと。

・子どもたちの主体性!

・人的環境と物的環境を整える。

・最低限の安全を確保した上で、子どもが集中して遊べる環境を作る。

・保育者自身が、思いっきり楽しむこと!

・自然と自由。

・時間。

・とことん遊べる環境とそれを見守る保育士の確保だと思う。

・子どもたちが今どんな遊びに興味を持っているかを見極めて、環境準備をしていく。

・信頼できる、見守ってくれている、共感してくれる大人が近くにいるかどうか。

・それがわからないのが悩みです。

・とことん遊ぶということが大切ということ理解している大人の存在。

・子どもたちのひらめきにすぐ対応できるようにすること(廃材を準備していたり、それなりの対応力等)。

・じっくりとりくめる空間、状況、時間、遊具の確保

・自分の知識と周りの理解と協力体制


子どもの邪魔をしないこと。
時間、保育者の数、自由に遊べる環境の確保。
自分自身の知識や子どもへの理解、周りとの協力体制。
そして、保育者(大人)自身も一緒に楽しむこと、など。

さまざまな回答が集まりました。
具体的にはどういった状態を指すのか、またその環境を作るための実際のアイディア等については今回のアンケートでは聞ききれなかった部分だったので、今回のアンケートを機に、ほいくるでも調査や探究を続けながら、またみなさんと共有していきたいと思っています。

引き続き、どうぞお楽しみに・・・!


TOKYO PLAYって、なぁに?

今回のアンケートをコラボさせていただいた、TOKYO PLAYさんは、子どもが健やかで幸せに暮らしていくことができる社会を目指し、「遊び」のよりよい環境づくりのために活動をしています。

・とうきょうプレイデー( 詳細はこちら ) 

・「遊び」を学ぶ。の研修会やワークショップなどのイベント( 詳細はこちら

・とうきょうご近所みちあそびプロジェクト( 詳細はこちら

保育者も学びや発見がありそうな活動がたくさんなので、興味ある方はぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。
(2019年のとうきょうプレイデーは、HoiClueもプレイデースポットとして、コドモガラクタラボを通して参加予定です!)

【 TOKYO PLAY 】
http://www.tokyoplay.jp/index.html

何からさがす?

カテゴリー

特集

ログイン

ほいくるのIDをお持ちの方は
このページからログインできます。

パスワードをお忘れの方はこちら

登録はお済みですか?

ほいくるメイトになる(登録)

「ほいくるメイト」ってなぁに?