7月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>
幼稚園の7月の月案指導計画(月案)、4歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年6/7号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・気の合う友達と、同じ場で同じようなイメージの遊びを継続するようになってきた。また、自分の思いや考えを言葉で表しながら、友達を意識して遊ぶようになってきている。
・学級のみんなで遊ぶことを喜び、ルールのある運動遊びでは、体を動かすことの楽しさに加え、ルールに沿って動いたり、友達を応援したりする姿も見られる。
今月のねらい
・自分のしたい遊びにじっくりと取り組む楽しさを味わう。
・気の合う友達とかかわりながら、一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
・自分の動きを出しながら、みんなと一緒に動く楽しさを味わったり、つながりを感じたりする。
クラスづくりのポイント
・いよいよ1学期最後の月となった。水遊びや七夕、カレーパーティーなどの行事が多いが、学級のみんなと楽しむ経験をたくさん重ねてきたことを踏まえつつ、期待を持って参加できるように工夫していく。
・水遊びを十分に楽しめる時期である。個々でじっくりと取り組む時間の保障に加え、友達がしていることに関心を持てるような環境設定を工夫する。また、それをいろいろな友達の思いや考えに触れられる機会とし、考え方の多様性に気づいたり、普段かかわりの少ない友達のよいところにも目を向けたりできるようにしていく。