実習前ってどうしてこんなに“不安”になるの?【実習前-Vol.1-】
みなさんは、実習前にどんな気持ちになりますか?
そんなたくさんの気持ちのなかでもぜひ大切にしてほしい実習のポイントをご紹介します!
実習前、不安でいっぱい…
みなさんは「実習」、すきですか?
それとも、苦手?
保育士や幼稚園の先生になるべく、保育学生として学ぶなかで、数回しか機会のない「実習」。
ですが、目の前に迫ってくると、もうどうしようもなく不安な気持ちでいっぱいになる保育学生さんも多いのではないでしょうか。
…その気持ちよーく分かります。
実はわたしも、学生のころ実習前は必ず「行きたくない!早く終わって!!」と思っていた一人なんです(笑)。
それとも、苦手?
保育士や幼稚園の先生になるべく、保育学生として学ぶなかで、数回しか機会のない「実習」。
ですが、目の前に迫ってくると、もうどうしようもなく不安な気持ちでいっぱいになる保育学生さんも多いのではないでしょうか。
…その気持ちよーく分かります。
実はわたしも、学生のころ実習前は必ず「行きたくない!早く終わって!!」と思っていた一人なんです(笑)。
実習は、未知の世界。
ではなぜそのように不安になったり、行きたくないと思うのか。
それは、初めてのことをする、知らないことに出会うことは、すごく勇気がいることだからではないでしょか。
初めて子どもたちと「先生」として向き合う。
でもその子どもたちのことも、その園のこともよく知らない。
保育学生さんにとって、“初めて”と“知らない”の連続が「実習」なのです。
だからこそ、考えれば考える程、どんどん不安が大きくなって、自信がなくなってくる。
そして、実習が始まってからも、失敗が許されない(実際そんなことないんですけど、そう思っちゃいますよね)、ひとりでがんばらなくちゃと思うと、担当の先生からアドバイスをいただくたびにドキドキしたり、自分は保育士に向いていないのではないかと思えたりしちゃうのです。
それは、初めてのことをする、知らないことに出会うことは、すごく勇気がいることだからではないでしょか。
初めて子どもたちと「先生」として向き合う。
でもその子どもたちのことも、その園のこともよく知らない。
保育学生さんにとって、“初めて”と“知らない”の連続が「実習」なのです。
だからこそ、考えれば考える程、どんどん不安が大きくなって、自信がなくなってくる。
そして、実習が始まってからも、失敗が許されない(実際そんなことないんですけど、そう思っちゃいますよね)、ひとりでがんばらなくちゃと思うと、担当の先生からアドバイスをいただくたびにドキドキしたり、自分は保育士に向いていないのではないかと思えたりしちゃうのです。
知る、学ぶための機会
そもそも実習ってなぜするのでしょうか。
実習生に、実習中その園で働いている保育者の代わりをしてほしいからでしょうか?
違いますよね。
わたしたちは、学びにいくのです。
学校で乳幼児の心理や発達になどの理論について学ぶこともすごく大事。
でもそれだけだと分からないことってたくさんあります。
たとえば、学校の授業で子どもは身体をおもいっきり動かして遊ぶのが好きとか、◯歳になったらこんな成長がみられますと勉強したとしても、実習に行ってみると、そういう遊びがあまり好きではない子がいたり、発達のペースも子どもによって全然違うということを経験するのです。
つまり、学校で学んだ知識や技術を基礎として、実際の保育現場を体験する。
そのなかで、子どもや保育に対する学びを深めるのが「実習」なのです。
だから、はじめてで当たり前。
知らなくて当たり前。
そこに不安を抱いてしまうのも当たり前。
評価を受けるものだから、どうしてもうまくやらなくては…ということが気になってしまうこともあるかもしれません。
でもそもそも実習って、知らないからこそ経験しましょう、経験から学びましょうという場なんですよね。
実習生に、実習中その園で働いている保育者の代わりをしてほしいからでしょうか?
違いますよね。
わたしたちは、学びにいくのです。
学校で乳幼児の心理や発達になどの理論について学ぶこともすごく大事。
でもそれだけだと分からないことってたくさんあります。
たとえば、学校の授業で子どもは身体をおもいっきり動かして遊ぶのが好きとか、◯歳になったらこんな成長がみられますと勉強したとしても、実習に行ってみると、そういう遊びがあまり好きではない子がいたり、発達のペースも子どもによって全然違うということを経験するのです。
つまり、学校で学んだ知識や技術を基礎として、実際の保育現場を体験する。
そのなかで、子どもや保育に対する学びを深めるのが「実習」なのです。
だから、はじめてで当たり前。
知らなくて当たり前。
そこに不安を抱いてしまうのも当たり前。
評価を受けるものだから、どうしてもうまくやらなくては…ということが気になってしまうこともあるかもしれません。
でもそもそも実習って、知らないからこそ経験しましょう、経験から学びましょうという場なんですよね。
どんな学びかたがある?
実習のなかにも学びの段階があります。
子どもたち、そして保育者たちの動きをしっかり観察することで、その保育や声掛け、環境のねらいがどこにあるのかを考える。
園にもよりますが、子どもから話かけたりしても積極的に関わりをもたないように言われることもある。
体験することで、イメージしていた保育と現場の保育の相違点をしり、課題を見つけていくことができるでしょう。
あらかじめ指導案を立て、担当保育者に指導を受けて行う。
園や担当保育者、クラスによって異なるが、絵本を読んだり、手遊びをする。
部分実習同様、指導案を立て、担当保育者の指導を受ける。
いろいろな角度から保育を見て、実践して、たくさんたくさん学べるといいですね。
1、見学・観察実習
実際の保育現場を観察することが実習生の主な活動。子どもたち、そして保育者たちの動きをしっかり観察することで、その保育や声掛け、環境のねらいがどこにあるのかを考える。
園にもよりますが、子どもから話かけたりしても積極的に関わりをもたないように言われることもある。
2、参加実習
実際に保育に関わる。体験することで、イメージしていた保育と現場の保育の相違点をしり、課題を見つけていくことができるでしょう。
3、部分実習
部分実習では一日のうち部分的に担当保育者に代わって、メインで活動を進める(主リーダーの動きをする、というと分かりやすいでしょうか)。あらかじめ指導案を立て、担当保育者に指導を受けて行う。
園や担当保育者、クラスによって異なるが、絵本を読んだり、手遊びをする。
4、責任実習
登園から降園まで一日を通してリードする保育の担当をしたり、その日の主活動を担当。部分実習同様、指導案を立て、担当保育者の指導を受ける。
いろいろな角度から保育を見て、実践して、たくさんたくさん学べるといいですね。
実習は、保育者になるための第一歩
これは今だから言える言葉でもあるかもしれませんが、実習って保育の現場を、そして自分自身を知ることのできる、本当に貴重な機会だと思います。
うまくやろうとしなくて大丈夫。
ここから、成長していくところですから。
肩の力をぬいて、たくさん吸収してこよう、たくさん考えてみようという気持ちでぜひ実習を迎えてみてくださいね。
うまくやろうとしなくて大丈夫。
ここから、成長していくところですから。
肩の力をぬいて、たくさん吸収してこよう、たくさん考えてみようという気持ちでぜひ実習を迎えてみてくださいね。
お知らせ
2021年7月にほいくるが監修として携わった書籍『保育所&幼稚園 実習の記録と指導案 まるごとBOOK』(角川書店)が発売されました。
よろしければ、ぜひこちらもお手にとってみてくださいね!
【書籍紹介】保育実習に心強い一冊!『保育所&幼稚園 実習の記録と指導案 まるごとBOOK』
2021年7月『保育所&幼稚園 実習の記録と指導案 まるごとBOOK』(KADOKAWA)という書籍が発売されました。
ほいくるも監修として制作に参加しました。
保育実習のお供として心強い一冊、おすすめの内容をご紹介します!
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HoiClueで紹介している実習に関する記事
「保育実習」もこれで安心!園選び、準備、日誌…分からないことを1つずつ減らしていこう!
保育学生さんにとって「保育実習」は、保育の現場を知ったり、実際子どもと触れ合えることができる大事な機会だと思います。
だからこそ、楽しみな気持ちがある反面、不安や心配事も多いですよね。
そんな不安や心配が少しでも減り、皆さんが充実した保育実習ができるように、「実習前」、「実習中」、「実習後」…それぞれの場面におすすめな記事を、まとめてご紹介します!
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