【保健コラム】とげが抜きやすくなる裏技?
「せんせい、いたい~」と泣いてやってくる子ども。
目を凝らしてみると、ちいさなとげが!
なんてこと、経験ありませんか?
抜いてあげたいけど、難しい…
そんなときに参考の一つになりそうな、簡単なとげぬき方法をご紹介。
使うもの
・洗面器
・お湯
・5円玉
・ピンセット
・アルコール(消毒液)
とげ抜きの方法
1、まずは、お湯を使って皮膚を柔らかくする。
洗面器などにお湯(38~40度のやけどをしない程度)を入れ、とげが刺さった部位(患部)を浸ける。
手がふにゃっとしてくるまで待つ。
2、石鹸で菌を洗い流す。
3、5円玉の穴を患部に押し当て、とげを引きあげる。
4、アルコール消毒したピンセットで抜く。
5、最後に、患部を石鹸で良く洗えばOK!
その他の方法案
はちみつを塗る方法
はちみつを塗って5分ほどすると、とげが浮き上がってくるのでピンセットで抜く。
・はちみつが潤滑剤の役目をしてとげが抜けやすくなる。
・抗菌作用もあるので化膿しにくいのだそう。
※はちみつ使用時の注意
・民間療法であることを理解。
・はちみつは1歳以下の子には使えない。
・はちみつアレルギーのある子には使えない。
ピンセットを使えない場合
粘着力の強いテープを使う。
患部をお湯に浸け皮膚を柔らかくしてから行うのがポイント。
テープを小さく切り、患部に貼る。
ゆっくりとテープをはがす。
最後は、同じように幹部を石鹸で良く洗う。
ポイント!
とげが完全に皮膚に埋まっていたり、小さすぎて抜くことが難しい場合もあります。
皮膚のターンオーバーに合わせて、とげは徐々に上がってきます。
自然に抜けるのを待つこともできますが、痛みがでたり化膿することも。
紹介した方法はあくまでも一つの参考として、抜けない場合は無理せず膚科を受診しましょう。