「“保育士不足問題”についてどう思う?」保育士Lunch座談会@4月16日(土)
ある一人のお母さんのブログをきっかけに、一気に話題になった“保育士問題”。
保育に関するいろいろな情報が世の中に取り上げられている今だからこそ、流さずに、流されずに、ちょっぴり立ち止まって考えてみたい…
そんな思いから生まれた、“保育士Lunch座談会”。
子どもに関わる多種多様な職種の人たちが集まって、ランチを囲みながら話したこととは…?
当日の様子
今回の会場は…キッズカラーオフィス。
オフィスで開催するのは初めてで、ソワソワ、わくわく…
キッズカラーオフィス
Lunch会当日は偶然にも、保育園、幼稚園、インターナショナルスクール、幼児教室、子育てできるシェアフィスなど、それぞれ異なる場所で子どもと関わっている方々が集まりました!(みんながみんな違う形でお仕事をしていたので、びっくり)
「わたしはこうだったけど、どうだった?(どうしてた?)」
「それって、幼稚園ではどうなの?」
などなど、立場が違うからこそ、“知らなかった!”という新たな発見があったり、“えー!”とびっくりすることがあったり。
疑問に思いながらも忘れていてそのままになっていたことなんかも飛び出して、自然とそれぞれの情報が飛び交う形に。
もぐもぐ。オフィス隣のピザ屋さんのピザを食べながら。
前半は、今いろいろと取り沙汰されている保育士問題についても話題に。
それぞれの経験談を通して考える規制緩和への疑問や、こうだったら良いのに!というアイデアなど。
保育士が抱えている課題について広く知ってもらえるようになったのは良いけれど、「こんなに保育士大変なんです」という取り上げられ方が強い報道が導く、保育士離れへの懸念についても話は及び…
「そりぁあないよね」という話に「うん、うん」と賛同する場面もありながらも、投げやりになったり愚痴にとどまることなく「なんでだろう」「こうしたらいいと思うんだよね」という方向に話が展開していったのは、前提に、子どもに対する想いが強かったから…?
そう書くと、「子どものことを考えるからこそ、今の環境に我慢ができない」という声も聞こえてきそうですが、きっと今回参加してくださった方はそれぞれに、気負いすぎない、程よい具合の“どうにかするぞ”というマインドをお持ちで楽しんでいる方ばかりだった気がします(実際、パワフルだった!)。
ごはんの後は、差し入れデザートを囲みながら…
話は、どんどん広がります。
それぞれの施設での保護者との関わり方から伝達の仕方のお話や、写真の管理法の歴史、職員同士のやりとりについて。
SNSをどう使っているかなどなど…
数年前とはまた確実に変化している保育の現場のお話や、それぞれの考えについて広く知れた時間でした。
最後にみんなでパチリ。
色々と考えた結果、敢えてテーマを固定せずに開催した今回の企画。
でもその中で、これまでになかった視点や考え方、多様な保育の形に触れることで、今後のそれぞれの子どもたちとの関わりや視野が少しでも広がる(やわらかくなる)きっかけになればと思っています。
今回、参加できなかった!というお声がけもたくさんいただいたので、また第2弾も企画したいと思います。
お楽しみに!
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