思わずハッとした子どもの一言を教えて!
たくさんの保育士さんの意見や考え方が知れる、アンケートシリーズ。
今回のテーマは、「思わずハッとした子どもの一言」について。
アンケート結果と併せて、子どもたちのいろんな“コトノハ(言葉)”を拾い集めたコラムをいくつかご紹介!
(実施期間:2017年3月10日〜2017年3月15日 )
思わずハッとした言葉子どもの一言を教えて!
子どもならではの発想や表現に思わずほっこり。
「新幹線みたい」(縁石を見た時の子どもの一言)
その形が当たり前だと思っていて、なんとも感じたことがなかったから。
「お星さまみたいにピカピカしてるー」(窓掃除している時)
「せんせ、また、あそんであげるね!」
わたし、毎日遊んでもらっていたんだ!?笑
「まぁママの好きとはちょっと違うんだけど、、それはしょうがないよ!」(先生すきーって言う子どもに、ほんまかいなって返した時)
好きでもいろいろあるもんね、と思い、気付かされたから。
鋭い視点や観察力に思わず考えさせられてしまう…
「男は嘘つきなのよ」
大人の言葉をしっかり聞いていることにハッとさせらた…
「先生笑ってる方がかわいい」
余裕がなくて怒ってしまったり、笑顔が減ってしまっていたのだとハッとした一言だった。
どうしたの?ニコーだよ
仕事で悩んでた時、ふと言われた言葉。
そういう態度をしていないつもりが子どもには伝わってしまっていて、しっかりしなきゃなと感じた。
「先生におこられるから〇〇しよ!」
そんなに怒っていたんだと反省させられた。
「怒ってる?」
保育者の人数が少なく、指示を送りながら切羽詰まって仕事をしてた時のこと。ピリピリした雰囲気が伝わってしまい、反省、、、。
「もぅ先生怒らんといてよ」
怒ってはないが、そういうふうに聞こえているんだと思った。
「先生の夢って何?」
毎日に精一杯でそんなこと考える余裕もなかったので、ハッとさせられた。
「先生、今しあわせ?」
普段の保育で幸せそうに見えなかったのかな?と思い、その日からたくさんの笑顔をするように心掛けています。
保育者の微妙な変化にも気付く子どもはすごいなと感じます。
子どもたちは大人が思っているよりも、周りのことをよーく観察していて、いろいろなことを敏感に感じ取っているのだと感じた、今回のアンケート。
子どもの声に耳を傾けると、考え方や世界が少し広がるかもしれません。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
(2017年3月10日〜2017年3月15日実施)
子どもたちの“コトノハ(言葉)”を拾い集めたコラムをご紹介!
大人は「死」という言葉を知っていて、ともすると、世界との出会いを省いてしまう。
でも、子どもは「死」というものとも、今、出会っているのです。
まさにカナヘビに触るようにして。
コドモコトノハ「だけど、しんでる?」(しげる 5歳)
しげるくんと、ぼくとで、クモやバッタを捕まえて、カナヘビにあげました。
ある日、しげるくんが「にがす」と言い出しました。
「このこが、こどもだったら、おかあさんがしんぱいしてるから。」
次の日、カナヘビを捕まえた、原っぱへ行きました。みんなも一緒です。
カゴを開けてみると、カナヘビは動かなくなっていました。
しげるくんは、静かになったカナヘビを不思議そうに見つめています。
「かえるのあしと、おなじだ」
大人のもうすぐと、子どものもうすぐ、こんなにも違いました。
コドモコトノハ「もうすぐって、いつ?」さくたろう(4歳)
二番組のさくたろうくん。
お母さんから「もうすぐ、さくたろうも、一番組だね」と言われました。
そのことがとてもうれしかったらしく、りんごの木に来て、いろいろな人に
「さくも、もうすぐ、いちばんぐみだって!」
と言ってまわりました。