「地域で子育てし、親も子も幸せに」ー生活クラブ保育園ぽむ(東京都 西東京市)
保育をする上で大切にしていることは?
やっぱり、子どもの気持ちは大切にしていますね。子どもの言葉や表現の裏側を大人が考えみて、子どもに無理をさせないようにしたりしています。
食については、「素材の味」を大切にしていて、例えばご飯は五分付きにしていたり、パンも手作りで、よく噛むようにあえて噛みごたえあるように作っています。
食器に白の陶器を使っているのは、陶器を通して「熱い、冷たい」を実際に感じられたり、食材の色を引き立ててくれたりするから。
今は、途中のプロセスを抜いて、できたものだけが見えている環境が多くあるので、地域のうどん作り名人に来ていただいて自分たちでうどんを作る調理保育もしたりしています。
「できるまでの過程を見ると、食べる」ってことが本当によくあるんですよね。
食を大切にする子どもに育っていってほしいなと思っています。
“ぽむ”にとっての、そもそも「保育」とは?
保育に限らずですが、「多世代で交流する」ことかなぁと思います。大人も子どももみんなで作る社会の中に一人一人を大切にすること。
多世代交流する空間は、昔はごくごく自然にあったはずですよね。
それが、当たり前にあるようにしていきたいなと思います。
子育て中の親が孤立しないように、地域ぐるみになって。
それが私たちが考えている保育かな。常に親子の幸せを一番に考えています。
最後に、「夢」を聞かせてください
やっぱり、0歳~5歳の認可保育園にはを増やしていきたいですね。卒園する時、皆さんからも「3歳以上もぽむに預けたいのに」と言われるように続けてここで成長を見ていきたいなと思っています。
保育の環境を整えて、子どもの発達を待つ。
そんな場を大切にして保育に関わる全てのスタッフがスキルアップしていきたいと思っています。
「保育園」だけでは完結しない、多世代や地域の関わりがあっての温もりある保育のお話をたくさん聞かせていただきました。
子どもたちと並んで、一緒においしいごはんもいただき、生きる源となる「食」についての想いにもたっぷり触れてきました!
生活クラブ保育園ぽむのみなさん、ありがとうございました!
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Web:生活クラブ保育園ぽむ