みみをすませば〜音を楽しむおもしろ遊び〜
掲載日:2014/02/04

物がなくても、充分に楽しめること、感じられること、気付きや発見がいっぱい。
ゆっくり、じっくり楽しめる、身体をつかったあそびとは?
“耳をすませる”体験を通して子どもたちがどんなことを感じるのか、大人にも気付きがあるあそび。
遊び方
1、お散歩に行って、公園でちょっとひと休みした時。
園庭で日向ぼっこをしながら。
雨がしとしと降っている日の室内で。
いろんな場所の、いろんな場面で良いので、みんなで、目をつむって、しばらくの間黙りこんで耳を澄ませてみる。
2、目を開けたくなっても、誰かとしゃべりたくなっても、ちょっとの間じーっと耳を澄ませてみると…
遠くの方から…近くの方から…色んな音が聞こえてくるよ。
どんな音だろう?何の音だろう?
3、しばらく耳を澄ませたら、保育者の合図でそーっと目を開ける。
4、どんな音が聞こえたか、どこから聞こえたか、何の音だと思ったか、みんなで話し合ってみる。
5、子どもたちがとても楽しんでいたら、紙と描くものを用意し、どんな音が聞こえたのか感じるままに線にしてみる。
色を塗ってもOK!
6、遊んだ後は、「◯◯の音が聞こえた!」など、音に敏感になる姿が見られることが予想されるので、それぞれの気付きや発見を大切にする。
ポイント!
・乳児さんとあそぶ際は、短い時間で良いので、何かの音を聴くきっかけを楽しむ。
・正解はないので、子どもたちそれぞれが感じた音や発見を大切にする。
・1回で終わらせず、思い出した時にいろいろな場所や場面で楽しんでみると、おもしろい。何度か繰り返すうちに、子どもたちの発見も深まるかも?