森の福笑い〜身の周りの木々に親しむあそび〜
初めてでも楽しみやすい、ネイチャーゲーム!
木の表情ぬくもりを感じながら、身近な自然を通して楽しんじゃおう♪
子どもたちそれぞれの感じ方、考え方、表現を楽しめる自然あそびです。
遊びの環境
屋外で木のあるところ
使うもの(用意するもの)
・画用紙→丸、四角、三角に切っておく(直径5センチくらい)
・油性マジック
・ガムテープ(布)
ねらい
・身の回りの木々に興味、関心、親しみの気持ちを持つ
・自然の中の木に触れ、不思議さ、面白さなどに気づいたり発見したりして楽しむ
あそび方
1、1つの木に集まり、説明をしながら木の観察をしてみる。
たとえば…
「この木々たちには、よーくみると鼻や口、目などの顔があるんだよ!」
などの言葉がけをしながら、みんなで木の幹のようすをよく見てみる。
2、持ってきた画用紙に、マジックで黒目を描き、木の幹に実際に目を貼って見せる。
3、1人ずつに、目となる紙とマジックを渡す。
・使いたい形を選んでもらう
・先に目を描いても、木を選んでから書いてもどちらでもよい
・紙は多めに用意して、失敗してもいいようにしておく
4、それぞれに、顔のように見える模様や凹凸を探す。この時、気になった木を触ったり抱きしめてみたり、木と丁寧に触れ合うことを伝える。
5、目をつける所が決まったらガムテープで貼りつける。
6、全員が終わったら、集まってもらいみんなの作品を一つずつ見て行く。
・どこが口で鼻なのか。
・どんな気持ちなのか(怒っているのか、泣いているのか、笑っているのかなど)
・ストーリーができている場合はそれも聞いてみると良い
例)トンボが目を回している所、きつねが泣いている所などそれぞれストーリーがある。
7、最後に、木に感謝の気持ちをこめて挨拶をして、目を外す。「ありがとう!」「またお邪魔するね」「楽しかったよ」など木にご挨拶をする。
ポイント!
・こどもたちはそれぞれ感じ方が違うので、「笑ってる」「怒ってる」など、それを声に出して楽しみながら行うと良い。
・気づいたこと、発見したことを友だちと伝え合って喜ぶことができるようにする。
・いろいろな表情を楽しむ!
★留意点★
・人数が多い場合は、グループごとの活動にしても良い。
・記念写真を撮るとおもしろい。