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カイワレ系スプラウト~室内で楽しめる観察が楽しい栽培♪~

齋藤利晃
掲載日:2013/11/06
カイワレ系スプラウト~室内で楽しめる観察が楽しい栽培♪~

寒い冬などでも楽しめる栽培のご紹介☆

成長のスピードがとても早いので、飽きずに観察しながら楽しめる!

スプラウトには色々な種類があるので、栽培の楽しみ方もいろいろ♪

おすすめ時期

種まき:10月上旬〜4月下旬
定 植:なし
収 穫:種まきから数えて7日〜10日(温度によっては14日)

栽培期間

7 日〜10日(温度によっては14日)

必要なもの

・スプラウト用のタネ(※普通の種は種子消毒している場合があるので、必ずスプラウト用を購入する)
・深さ3〜5cmくらいの容器(カップや可愛い食器などでもOK)
・脱脂綿
・アルミホイルかダンボール箱
・霧吹き
・はさみ
・フォーク

ここでポイント
カイワレ系スプラウトには、色々な種類があります。例えば…
・ブロッコリー
・カイワレ大根
・豆苗
・レッドキャベツ など
好きなものを育てても良いし、育てながら比べてみてもおもしろいですね!

種のまき方

1、好きな容器(深さ3〜5cm)を用意する。食器でもOK!
食器などの容器のイラスト



2、脱脂綿を用意する。清潔な脱脂綿を用意し、容器のサイズに合わせてカットする。容器が角形であれば、カット綿を使ってもOK。
容器のサイズに合わせて脱脂綿をハサミで切るイラスト



3、容器に、厚さ8mm程度の脱脂綿を敷く。水をたっぷりと含ませたら種を蒔く。この時、種が重ならないように密集させるのがポイント!
容器に敷いた脱脂綿に種を蒔くイラスト



4、種の表面を霧吹きで湿らせ、発芽するまではアルミホイルをかぶせて遮光する。アルミホイルにはフォークで通気穴を開けておく。
容器にアルミホイルで蓋をするイラスト



育て方

1、発芽してから種が移動しなくなったら、1日に2〜3回、水道水をゆっくり注いで、水を取り替える。水を取り替えないと、腐るので注意!!!
容器の上から水道水をかけ、水を捨てるイラスト



2、双葉が開いたら、テーブルの上などに置いて、眺めたり観察しながら育ててみよう♪

収穫

葉の緑色が濃くなって、6〜7cm程に育ったらもう食べ頃!

はさみで根本からカットして、収穫しよう♪
容器の中で大きく育ったスプラウトのイラスト



水やりの仕方

種まきをしてから、芽が出るまでの期間

根が出てくるまでの水やり(種まきから約2日)は、種が動いてしまうので、霧吹きで種の表面を湿らせる。
脱脂綿に蒔いた芽に霧吹きで水をかけるイラスト



発芽してから、収穫までの期間

育て方1にもあるように、1日に2〜3回、水道水をゆっくりと注いで水を取り替える。
容器の上から水道水をかけ、水を捨てるイラスト



野菜が育つための注意事項

・水を替えないと腐ってしまうので、きちんと取り替えるのがポイント!

おまけ☆

栽培を始める前に…
專門講師、齋藤さんからのメッセージ☆

「育てる気持ちが大事!」

せっかく野菜を栽培するんだから、絶対きちんと育てるんだ!
という気持ちはとても良いことです。
でも、仮に上手に作れなかったとしても、それを悲しむ必要はありません。

農家はよくこう言います。
「毎年1年生なんだよなー」と…。

野菜を作るプロの農家でさえも、自然を相手に野菜を育てることは容易ではないのです。
では、家庭菜園で何が大事なのか!?

それは野菜を育てるという気持ちです。
毎日、育てている野菜の顔を見て(実際、顔はありませんが…)気にかけてあげること。
野菜の表情は日々変化していきます。
その表情を見て楽しんでください♪

私はよく「作物と人間は良く似ているんだよー」と説明します。

例えば、大量の水やりをしても、野菜は喜びません。
むしろ体調が悪くなって病気になってしまうかもしれないのです。
人間も一気に大量の水を飲むことは、苦痛ですよね?

野菜も同じなのです♪
そして、野菜の数だけ色んな性格があります。
栽培を通して、その性格をぜひ知ってください♪

そういう部分を微力ではありますが、サポートしていきたいと思います。
楽しく家庭菜園をしましょう!