赤ちゃん向けエクササイズpart2
今回は赤ちゃんが好む語りかけの方法と、赤ちゃん向けエクササイズpart2をお伝えします♪
赤ちゃんへの語りかけ
赤ちゃんに気持ちが伝わりやすい語りかけ、「マザリーズ」という言葉をご存じですか?
mathereseと表記しますが、日本語では母親語などと訳されています。
具体的にどういうものかというと、
・高い声で話す
・ゆっくりとはっきり話す
・抑揚をつけて話す
・短い言葉を繰り返し話す など
母親が子どもに語りかけるときに使う特徴的な話し方のことです。
マザリーズは全世界で共通に見られ、個人差はあるものの老若男女を問わず、育児経験の有無にかかわらず、思わず口を突くことから、人類共通のメカニズムがあるとも考えられています。
マザリーズの効果
このマザリーズが赤ちゃんにどのような影響を与えるのかを調べた結果、赤ちゃんはマザリーズを好み、このような語りかけは赤ちゃんの注意や興味を引きやすいということがわかりました。
ベビーマッサージの掛け声やお歌も、ぜひこのマザリーズを心がけてみてください。
赤ちゃんはママ、パパ、保育者の声(歌)が大好きです。
肌を触れられる気持ちよさとあいまって、さらに赤ちゃんに幸せな気持ちを与えてあげられることでしょう。
今月のマッサージ♪
前回に続いて、少し動きを取り入れた身体を柔軟にするエクササイズをやってみましょう。
1、背中ゆらゆら運動
赤ちゃんの両足首を揃えて持って、おしりを床から少し浮かせるように上へ引き上げます。
そのまま左右に「ゆらゆら〜」とゆっくり揺らしていきます
※首の座っていない赤ちゃんには行わないでください。
首がすわってからも月齢の低い赤ちゃんは、赤ちゃんが怖がらないようにゆっくりとしたテンポで揺らしましょう。
★ここでポイント★
おしりを持ち上げすぎないようにしましょう(背中まで浮かさないように)。
ゆらゆらと揺らして背中の緊張をほぐしていきます。
続けることで背筋と腹筋のバランスをとることができます。
2、腕のパタパタ運動
(1)赤ちゃんの両手首を持ちます。
(2)両腕を胸の上で交差させます。
(3)両腕をゆっくり広げます。
(4)はさみを逆にして交差させます。
(5)この動きを3〜5回ほど繰り返します。
★ここでポイント★
腕を強くひっぱらないように注意しましょう。
腕や上体の筋肉を柔軟にします。
縮こまりがちな胸を開いて深い呼吸を促します。
保育現場でのポイント
・コミュニケーションがとれるキッズには、「足、触っていい?」「のマッサージしていい?」など尋ねながら、子どもの意思を尊重してやってあげてください。
・直接お肌に触れられるのを嫌がったり、抵抗がある赤ちゃん&キッズにはお洋服の上からでも構いません。マッサージの効果は同じようにあります!
・楽しい雰囲気を作って、笑顔で声をかけながらやってあげてくださいね!
・まだ言葉が話せない赤ちゃんでも、始める前にはマッサージを始める合図を送ってあげましょう。
マッサージを始める前の合図はコチラ◎
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