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赤ちゃんが一番喜ぶ“足のマッサージpart1”

青木博美
掲載日:2012/06/15
赤ちゃんが一番喜ぶ“足のマッサージpart1”


今回は、足のマッサージをご紹介☆

でも、その前に…

まずはベビーマッサージについて知ろう!

ベビーマッサージの基本的なことを知っておこう♪

そもそもベビーマッサージってなぁに?

ベビーマッサージとは、ママ&パパ、保育者が赤ちゃんにしてあげるマッサージのことで「触れ合い」を一番の目的にしているものです。

ベビーマッサージをするとどんないいいことがあるの?

赤ちゃんとお母さんのイラスト


肌と肌が触れ合うことで赤ちゃんは安心感を覚え、愛されていることを実感できます。
また、マッサージの皮膚刺激は脳の発達を促し、血液やリンパの流れも良くなるので、からだが温まり免疫力も高めます。
筋肉に直接働きかけるので、筋力のアップや関節の動きもなめらかになります。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの「こころ」と「からだ」を育ててあげることができるのです。

そして、赤ちゃんに触れてあげることでより可愛さを感じることができ、ママ&パパや保育士さんと赤ちゃんとの愛着関係がさらに深まります。



始める前に

ベビーマッサージは、「ベビー」という言葉がつきますが、赤ちゃん期間のだけものではなく、キッズになってから始めても構いません。

子どもにとって触れられることはいくつになっても嬉しいものです。
優しい気持ちを「手」に込めて、愛情いっぱいに触れてあげてくださいね!

(1)まずは、マッサージをしてあげるママ&パパ、保育者のみなさんがリラックスしましょう。

(2)赤ちゃんの身体に手をしっかり密着させ、手のぬくもりを伝えるような気持ちで、優しくゆっくり動かしていきましょう(月齢の低い赤ちゃんにはよりソフトなタッチで)。

(3)もしも途中で赤ちゃんが泣いてしまったら、すぐに抱っこして落ち着かせてあげましょう。

(4)動きの少ない赤ちゃんは寝かせてマッサージができますが、寝返りやお座りをするようになったら、赤ちゃんの姿勢を尊重して触れられるところを行いましょう。


さっそく始めてみましょう〜♪

1、始まりの合図

マットの上に寝かせた赤ちゃんのお腹の上にお母さんが両手を置いたイラスト


始める前には赤ちゃんのお腹の上に両手を置き、お顔を見ながら、「マッサージ始めるよ〜、いいかな?」と合図を送ってあげましょう。

お腹の膨らみ方で赤ちゃんの呼吸を感じ、声をかけることで、心構えをさせてあげましょう。
続けていくと”マッサージ”という言葉を身体で覚えてくれるようにもなりますよ。

2、足全体のマッサージ

太ももから足首までの足全体をマッサージします。
(1)片方の手を太もものつけねに置きます。

(2)もう一方の手は足首を持ち、太ももからゆっくり足首まで撫で下ろしていきます。
下まできたら手を持ち替えて、両手を交互に使って行います。
赤ちゃんの右足首を左手で押さえ、右手でマッサージしているイラスト


赤ちゃんの右足首を右手で押さえ、左手でマッサージしているイラスト



手のひらをしっかり密着させて、赤ちゃんの足の形に沿って撫で下ろしましょう!

柔軟で弾力のある筋肉になっていきますよ。

3、足首のマッサージ

赤ちゃんの足裏の側面を両手ではさみ、上下にこすりあげます。
赤ちゃんの足裏の両サイドを両手で挟み込んでいるイラスト



しっかり動かすことで血液の流れが良くなり足が温まります。

寝かしつけのときなどにも取り入れると効果的ですよ。


ポイント!

・マッサージに慣れていない赤ちゃんは、手が頭や顔に近づくほど怖がってしまうことがあります。おむつ替えなどで触れられることに慣れている足から始めていき、徐々に慣らしていってあげましょう。

・右足(心臓から遠い方)から始めて、次に左足を行います。両方の足をバランス良くやってあげましょう。

・楽しい雰囲気を作って、笑顔で声をかけながらやってあげてくださいね!