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赤ちゃんも思わずウトウト…♪「お尻」のマッサージ

青木博美
掲載日:2012/11/15
赤ちゃんも思わずウトウト…♪「お尻」のマッサージ

今回は、ベビーマッサージを行う上で心がけてほしいことについてお伝えします。
マッサージ実技は「お尻」です♪

心がけること

マッサージの一番の目的

マッサージの一番の目的


マッサージの一番の目的は赤ちゃんとの触れ合いやスキンシップです!

手順や回数などにとらわれすぎず、赤ちゃんの様子や反応を見てあげましょう。

赤ちゃんにとっては大好きなママ、パパ、保育者から優しく触れられることが何よりも嬉しくて安心感を覚えることなのです。

的確なやり方も大切ですが、お互いがリラックスして楽しい気持ちで行いましょう。

★大切なポイント★
・順番通り、全ての部位を行わなければ効果が得られないものではありません。
今日は足だけ、お腹だけ、背中だけなど、できるときにできる部位を行えば十分です。ただし、足しかできないときは両足をするように、なるべく左右同じバランスで行いましょう。
・1回にかける時間は10分〜15分が目安です。1〜3分でもOKです。
月に1回60分行うより、毎日1分でも継続した方が効果があります。
日常の保育、育児に無理なく取り入れてみてください。
・赤ちゃんが満腹でも空腹でもない食間に行いましょう。
授乳後や食後すぐに行った場合、お腹のマッサージやうつぶせ姿勢などで赤ちゃんに負担がかかるポーズがありますので1時間ほどたってから始めましょう。
・マッサージ後(特にしっかりマッサージができた時)は水分補給をしてあげてください(赤ちゃんにとってマッサージはいい運動になっています)。
・赤ちゃんが途中で嫌がったり泣き出したりしたら、まずは抱っこして落ち着かせてあげましょう。



赤ちゃんが途中で嫌がったり泣き出したりしたら、まずは抱っこして落ち着かせてあげましょう。




マッサージを控えた方が良い時

こんなときはマッサージを控えましょう!


こんなときはマッサージを控えましょう!

・熱の出始め、高熱のあるとき。
・皮膚の炎症がひどいとき。
・予防接種を受けてから24時間以内。
・水疱瘡、おたふく、はしかなどの感染症にかかっているとき。
・赤ちゃんの状態がいちじるしく普段と異なるとき。
(顔色が悪い、泣き方が激しいなど)

※ベビーマッサージは赤ちゃんの心と体の発達に良い影響を与えるものですが、医療行為ではありません。慢性的な病気や健康状態に心配な点がある場合は必ず医師に相談の上、行ってください。

今月のマッサージ♪

1、おしりを温める

1、おしりを温める


おしりの割れ目の少し上あたりにある「仙骨」に手を置き、しばらく温めましょう。

仙骨とは?

仙骨


骨盤の中心にあり、背骨を支えるとても重要な部分です。
仙骨から下半身への神経が枝分かれしているので下半身神経を発達させます。
温めることで成長ホルモンの分泌を高め、骨盤の安定、内臓の働きにもよい影響があります。

※ちょっと注意!※
仙骨は成長するにつれて逆三角形のひとつの骨になりますが、赤ちゃん時期はまだ固まっておらず複数の骨でできています。強く押したりしないようにしましょう。



2、おしりのマッサージ

2、おしりのマッサージ


仙骨が温まったら、そのまま時計回りにお尻を巻き込むように撫で回していきましょう。

手の平全体を使って、くる〜くる〜とゆっくり動かしていきます。

腰全体が温かくなっていきます。

副交感神経が優位になるのでとてもリラックスできます。

★ここでポイント★
仙骨は意識をしないとなかなか触れない箇所ではありますが、マッサージを受ける赤ちゃんもしてあげる方も、触れていてとても気持ちがいい箇所です。寝かしつけのとき、おむつがえのとき、抱っこをしながらお尻をくるくる〜、など折を見てたっぷりマッサージしてあげてください!



保育現場でのポイント

・マッサージを始める前の合図は、第1回目に掲載しています(赤ちゃんが一番喜ぶ“足のマッサージpart1”)。まだ言葉が話せない赤ちゃんでも、始める前にはマッサージを始める合図を送ってあげましょう。

・コミュニケーションがとれるキッズには、「足、触っていい?」「お腹のマッサージしていい?」など尋ねながら、子どもの意思を尊重してやってあげてください。

・直接お肌に触れられるのを嫌がったり、抵抗がある赤ちゃん&キッズにはお洋服の上からでも構いません。マッサージの効果は同じようにあります!

・楽しい雰囲気を作って、笑顔で声をかけながらやってあげてくださいね!