保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

ミニニンジン~プランターで育てられる、ミニミニ野菜~

齋藤利晃
掲載日:2012/10/11
ミニニンジン~プランターで育てられる、ミニミニ野菜~


育て方にはちょっと気を使わなくてはいけないけれど、2か月半〜3か月半くらいの期間で育てられるかわいい野菜。

プランターでも栽培できるので、テラスなどでも育てられます♪

おすすめ時期

種まき:3月中旬〜5月初旬、7月〜10月

栽培期間

・3月中旬〜5月初旬 種まき → 5月下旬〜7月中旬 収穫
・7月〜10月 種まき → 10月〜2月 収穫

にんじんが喋っているイラスト

★ポイント★
寒くなってきたら、本葉が出るまで、寒さを凌ぐのために新聞紙や不織布を被せると良い。



必要なもの

・ミニニンジンの種(ホームセンターや、オンラインショップで販売しています)
・野菜用培土
・化成液体肥料(ハイポネックスなど)
・プランター(深さは20〜25cmあればOK!)
必要品の写真

腐葉土の写真

種のまき方

1、プランターに培養土を7割〜8割入れて、水をまく。

★ポイント★
最初に水をまく理由は、種まきをしたあとに水やりをすると種が浮いたり、流れてしまうのを防ぐため。



2、土がよく湿ったら、直径3cm深さ1cmくらいの穴を空ける(ヤク◯トとの容器などを使っても良いかも!)。
土に穴を開けた写真


3、穴をあけたら、そこに3〜5粒ミニニンジンの種を蒔く。
タネを手に乗せている写真
その上から土を軽く被せ、軽く手でおさえて土と種を密着させる。

★ポイント★
人参が発芽するには日光が必要(好光性)なので、覆土(種まきしたあとに覆う土)はなるべく薄くします。



4、軽く押さえた場所に霧吹きで水をかけ、土を湿らせる。ジョウロなどで水やりをすると種が浮いてしまう危険があるので、霧吹きが良い。

霧吹きがしゃべっているイラスト

★ポイント★
芽が出るまでは土の表面が乾いた時に霧吹きで湿らせること。
芽が出にくいニンジンの発芽は難しいので、乾燥厳禁!



育て方

1、種をまいてから、発芽するまでは1週間〜10日ぐらい。芽が出てから葉が3〜4枚になった時に間引き作業を行う。極端に早く間引いてしまうと成長が遅くなるので、少し遅めに間引いたほうが良い。

★ポイント★
ひとつの穴から出てきた一番元気なものだけを残してハサミで根元を切る。1穴から1本にすること。



2、間引いたら追肥を行う。水やりを兼ねて市販の液体肥料(ハイポネックスなど)を500倍希釈で、1週間に1度行う。

3、60日くらいするとミニニンジンが土から出てくるけれど、そこは辛抱!80日くらいすると、土から出ているミニニンジン肩が張るようになるので、そこで収穫しよう♪

水やりの仕方

種まきをしてから、芽が出るまでの期間

芽が出るまでは土の表面が乾いた時に霧吹きで湿らせる。
乾燥厳禁!

芽が出てきてから収穫までの期間

土の表面が乾いたら、下から水が抜けるまでたっぷりあげる。

野菜が育つための注意事項

・にんじんは発芽させるのが難しいので、それまでは特に乾燥させないこと。(発芽までの)水やりは霧吹きで!

・光が好きな植物なので日当たりがいいところで育てると良い。日陰が多いと葉っぱばかり茂ってしまうよ。多湿もあまり好きではありません。