保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]by 小学館

シャボン玉で絵が描ける!?バブルアートで遊ぼう!〜素材/洗剤〜

吉田麻理子
掲載日:2025/07/30
シャボン玉で絵が描ける!?バブルアートで遊ぼう!〜素材/洗剤〜
絵の具や洗剤を混ぜたシャボン液をストローで吹いて、ブクブク泡を作り、その泡で絵を描く「バブルアート」。
カラフルな泡で遊んだ後は、まるでシャボンの泡がそこにあるような、素敵な作品が出来上がります。今回は、涼しげなバブルアート作品を生かして、うちわを作るアレンジもご紹介します。

使う素材は…「洗剤」です。

材料

  • 絵の具(1色でも遊べますが、2色以上あると色の違いを楽しめます)
  • 洗剤(界面活性剤が30%以上含まれているもの)
  • 画用紙

※バブルアートで使用するシャボン液を、誤って口に入れないよう十分ご配慮ください。大人がそばで見守り、遊び方や、ストローを吸ってはいけないことを、あらかじめ伝えてから始めましょう。


使うもの

  • 割り箸
  • ストロー
  • スプーン
  • 大きめのビニール袋(切って大きな一枚のビニールにする)

アレンジ用

  • うちわ
  • うちわをつける容器
  • 木工用ボンド
  • バット


作り方

1.  まず、シャボン液を作ります。紙コップに絵の具を4cmほど出します。

2.  洗剤大さじ2・水大さじ2を加え、絵の具が溶けるまで割り箸などでよく混ぜます。

3.  他の絵の具も同様にシャボン液にします。今回は3色のシャボン液を作りました。それぞれの色に1本ずつストローを用意すると、色が混じるのを防げます。


バブルアートをしてみよう

シャボン液が用意できたら、遊ぶ場所にビニールを敷きます。
※ 始める前に、誤ってストローを吸わないように子どもたちに伝えてください。

いよいよバブルアートを始めます!
ストローを吹いてシャボン液の中に空気を送り込むと、泡がブクブクと出てきました。

できた泡を、スプーンを使って画用紙の上に置きます。

泡が弾けると、シャボンの泡そのもののような、素敵な模様ができています!

黄色を乗せたら、ピンクのシャボン液もぶくぶくと吹いて、泡をのせてみます。

水色の泡ものせてみました。

それぞれの色のシャボン液の泡を少しずつ乗せて、画用紙を埋め尽くします。

画用紙が埋まったら、バブルアートの完成です!

風通しの良いところで、バブルアートを乾燥させましょう。カラフルで幻想的な、素敵な作品が出来上がりました!

アレンジ 〜バブルアートのうちわ〜

1.  出来上がったバブルアートを、切り抜いて遊ぶのもおすすめです。今回は涼しげな印象を活かして、うちわを作ってみました。
まず、うちわの骨組みを用意します。うちわを数時間水につけておくと、紙がペロンと剥がれ、プラスチックの骨組みだけになります。

2.  うちわの形に、バブルアートの紙と、白い紙を切り取ります。

3.  両面に、それぞれの紙を、水溶きした木工用ボンドで貼ります。

4.  骨組みに接着するよう、手で丁寧に押さえましょう。

5.  乾かしたら、バブル柄が涼しげなうちわの完成です!


ポイント

  • 紙コップの泡の上に、直接画用紙を乗せて、泡をつけてもOKです。
  • 出来上がったシャボン液から、泡が立ちづらい場合は洗剤を、色が薄い場合は絵の具を足してください。

※楽しくなって泡立てすぎると目に染みてしまったり、顔に泡がついてしまうことがあるので、遊びの加減は十分気を付けてください。