出会う・つながる緑の道(東京都町田市ーしぜんの国保育園)
ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
出会う・つながる緑の道
「もり・もり・もり」とつぶやく3歳児のもりチームの男の子。その目線の先には、生い茂る木や葉っぱ。まるで大きな森と会話しているよう。「あの中にお寺もあるんだよ」と声を掛けると、「じゃあ、お寺ももりチーム」と残し、軽やかに走りぬける背中があった。
こどももおとなも通る「園内をつなぐ1本の道」。 緑色の床、目の前に広がる大きな窓、園の周辺には鮮やかな木々。手を伸ばしたらそのまま届きそうな自然に囲まれたその空間は、じっと見たくなるような、走りたくなるような・・・。
暮らしの中にしぜんと溶け込む風景と彼の言葉に、私もそっと立ち止まりたくなる。
テーマ:暮らしの中に溶け込む環境