光のなかでゆっくり過ごす(東京都世田谷区ー風の丘めぐみ保育園)
ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
光のなかでゆっくり過ごす
とりぐみ(1歳児クラス)の保育室には、晴れた日の夕方になると、廊下の窓やステンドグラスから、色とりどりの光が差し込んできます。保育者がパチッと電気を消すと、子どもたちは自然と光の周りに集まってきます。
キラキラと動く光を手で触ろうとしたり、自分の影を重ねてみたりして遊んでいます。赤い光を見て「あか」「きらきら」と言葉で表現したりもしていて、色や現象への興味が自然と湧いてきているようです。
光が差し込む30分ほどの間、子どもたちが暮らすもうひとつのお家である園舎と、自然からのプレゼントだなと思って、保育者も子どもたちと一緒にゆっくりと過ごしています。
(大河内)
テーマ:季節や天気によって楽しみ方の違う場所