保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

プルプル寒天遊び〜素材の変化を楽しむ、野菜で色付け感触遊び〜

水岡香
更新日:2024/11/07 掲載日:2023/08/03
プルプル寒天遊び〜素材の変化を楽しむ、野菜で色付け感触遊び〜
野菜の色で、寒天に色付けしてみたらどうなる?
寒天を水に入れて触ったらどんな感じだろう?

あそび探究室にてLabメンバーさんから教えてもらった遊びをちょっとアレンジしてご紹介します。

材料

・糸寒天…適量
・紫キャベツ…1/4玉
・レモン…1/8個
・ほうれん草…1束
・水…合計で大体1L
・排水口ネット...野菜の種類の数だけ

使うもの

寒天作りに使う

・鍋
・包丁
・まな板
・カップなど(野菜の汁を入れる)
・ポリ袋


遊びに使う

・カップ
・スプーン
・テーブルや床に敷くシート

作り方

1. 色を付けるための野菜を切っていく。

はじめは、ほうれん草。色が出やすいように細かく切る。

2. 紫キャベツも切る。こちらもできるだけ細かく切る。

3. 切った野菜をネットに入れる。

4. 野菜ごとに茹でていく。
沸騰してから5分ほど弱火で茹でたら、火を止めて冷ます。

5. ャベツの汁は2つに分けて2色作る。
一つの容器にレモンの汁を絞って入れる。
(レモン汁が目に入らないように気をつけてください。)
レモン汁を入れると…

6. だんだんと・・・

7. 色が変わった!

8. できあがったのは3色。

9. 冷ました野菜の汁に、糸寒天を入れて色付けする。
ジップロックに入れて、冷蔵庫で1時間〜一晩浸けるのがオススメ。

10. 色が付いたか見てみよう!
さわやかなむらさきに。

鮮やかなピンクに。

あれ?ちょっとほうれん草は薄かったかな?
ほんのりみどりに。

野菜によって色の付き方は違いますが、それぞれの色が付いたら色付きの寒天のできあがり!

遊び方

そのまま触ってもいいけど…
今回は水に入れてみよう!

手で触ったり、すくってみたり、色々な入れ物に入れてみよう!

遊び終わって乾かしたら、また使える!

ポイント!

・糸寒天は、熱いお湯に入れたり煮たりすると溶けてしまうので、粗熱のとれた液体に入れてください。
・お湯や包丁を使った工程を子どもと一緒に行う場合は、火傷や怪我に十分注意してください。
・残った色水は紙を染めたりして、色染めで遊ぶこともできそうです。
・色付けを絵の具や食紅でやってみると、また違った色合いに…!

この寒天遊びを教えてくださったHoiClue Lab.メンバーさんは、プールに入れて子どもたちと楽しんでいるそう…!
子ども一人ひとり、感じる感覚が違うので色々な素材で感触遊びをしてみると、楽しい!がどんどん広がりそうです。
そして、HoiClue編集スタッフもびっくりだったのですが、乾かしたら何回も遊べるということも教えてくれました。
やってみると確かに、寒天をまた乾かすと元通りに…!
食べるだけでなく「遊び」という観点で、身近な素材を見てみると、新しいことに気がつくことができるんだなぁ…という発見もありました。

遊んでいるようす

実際の動きや音はinstagramで見ることができるよ。

@hoiclue_official