保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

卒園・進級のシーズンに子どもたちと読みたい絵本

水岡香
掲載日:2023/03/02
卒園・進級のシーズンに子どもたちと読みたい絵本
卒園・進級が近づく時期は、子どもも大人も心が揺れるときだと思います。

この時期に読む絵本を、皆さんはどんな風に選んでいますか?
自分の手から離れていく子どもたちへ想いを込めて読んだり、大きくなったぞ!という子どもたちの気持ちに一緒に寄り添って読んだり、慣れない環境の中、安心して大丈夫だよという気持で読んだり…。

今回は、卒園・進級の時期に、子どもたちと一緒に読みたい絵本を紹介します。

卒園のときに

自信を持って小学校へ行ってね!という想いを込めて…

『あなたの すてきな ところはね』

『あなたの すてきな ところはね』
作:玉置 永吉
絵:えがしら みちこ
出版社:KADOKAWA

<出版社の内容紹介>
自分のことが好きな子に――。子どもたちの心を支える魔法のことば。
あなたが今日、ここにいる。
それは、こんなにステキですごいこと。

▶くわしく見る


『6さいのきみへ』

『6さいのきみへ』
作:佐々木 正美
絵:佐竹 美保
出版社:小学館

<出版社の内容紹介>
「きみは宝物」と伝える本
きみが6才になるまでに、いろいろなことがあったね。
泣いてばかりだったきみ、好き嫌いがひどかったきみ、ボタンがなかなかはめられなかったきみ…でも、今は、とても素敵な6才。パパもママもきみのことが誇らしくて、まぶしい。卒園・入学おめでとう!!…という気持ちを大切なお子様に伝える絵本ができました。

▶くわしく見る

小学生ってどんな感じなんだろう♪と子どもたちがわくわくする気持ちに寄り添って…

『ランドセルがやってきた』

『ランドセルがやってきた』
作:中川 ひろたか
絵:村上 康成
出版社:徳間書店

<出版社の内容紹介>
ある日、うみひこくんに、おじいちゃんからとどいたのは…青いランドセル! 「ピーマン村の絵本たち」で大人気の、中川ひろたか・村上康成のコンビが贈る、春にぴったりの絵本。初めてランドセルを手にしたときの、わくわくした気持ちが、あざやかに伝わってきます。プレゼントにも最適!

▶くわしく見る

『いちねんせい』

『いちねんせい』
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:小学館

<出版社の内容紹介>
親子で読む、楽しく豊かなことばの世界。
『小学一年生』(小学館)に連載され、たいへん好評をいただいた“いちねんせい”が、オールカラーの単行本になりました。「せんせいって、なにをおしえてくれるかな。」 初めての学校生活に踏み出した新一年生の期待、不安、感動が、谷川俊太郎さんの詩と和田誠さんの絵で生き生きと描かれています。

▶くわしく見る


『とのさま1ねんせい』

『とのさまいちねんせい』
作・絵:長野 ヒデ子・本田 カヨ子
出版社:あすなろ書房

<出版社の内容紹介>
とのさまは、あそぶのだいすき。おべんきょうはだいきらい!
「いやじゃいやじゃ。1ねんせいはいやじゃ。1ねんせいになんてなりたくない! 」
こまりはてたけらいたちは・・・・・
クラスが爆笑のうずに包まれる読み語り絵本!

▶くわしく見る

ともだちの良さ、やさしさにじんわり触れることができるように…

『ともだち』

『ともだち』
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部

<出版社の内容紹介>

「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」―谷川俊太郎の珠玉の詩と,和田誠のほのぼのとしたイラストによる,幼児~小学校低学年向き絵本。よい友は一生の宝であり,生きて行くうえで友だちがいかに大切かということを,やさしいことばと楽しい絵により,幼児にもわかりやすく語りかける。

▶くわしく見る


『やさしさとおもいやり』

『やさしさとおもいやり』
作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社

<出版社の内容紹介>
ゴルゴサウルスとティラノサウルスがおおげんかをはじめましたが、おおきなふんかがおこり・・・。やさしいきもちがめばえる絵本。

▶くわしく見る

進級・入園のときに

『いろいろおしたく』

 

『いろいろおしたく』
作・絵:えがしら みちこ
出版社:小学館

<出版社の内容紹介>
朝のおしたくを楽しくする、あてっこ絵本
おはよう、はなちゃん。さあ、園にでかけるおしたくをはじめましょう。
おしっこ、おきがえ、あさごはん、はみがき・・・。
絵本のページをめくりながら、「あさの おしたく なんだろう?」と基本のおしたくをあてっこしていきます。あてっこを楽しみながら、朝のおしたくを自然に学べる絵本です。おしたく、じょうずにできるかな?

▶くわしく見る


『ようちえんいやや』

『ようちえんいやや』
作・絵:長谷川 義史
出版社:童心社

<出版社の内容紹介>
子どもの気持ちを深く理解する長谷川義史の実感がこもった、すべての園児への応援歌です。大胆さ、元気、著者の優しさがあふれています。親子で大笑いしたあとに、ようちえんが大好きになる一冊。

▶くわしく見る


『おともだちになってね』

『おともだちになってね』
作:岡本 一郎
絵:つちだ よしはる
出版社:金の星社

<出版社の内容紹介>
ひとりで山にすむ子ぐまのフーは、たんじょう日なのにおいわいしてくれる友だちがいません。友だちをさがすため、ケーキをもって今までこわくてわたったことのないつり橋を勇気をだしてわたりますが…。

▶くわしく見る


『ようちえんのいちにち』

『ようちえんのいちにち』
作:おか しゅうぞう
絵:ふじた ひおこ
出版社:佼成出版

<出版社の内容紹介>
幼稚園の子どもたちは、どんな一日を過ごすのかな? お友だちと乗る通園バス、歌やダンスの時間、楽しみなお弁当、年の違う子との交流……。
ワクワクすることがいっぱいの幼稚園の一日を紹介する、大型ガイド絵本です。
続編の『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』もぜひお読みください。

▶くわしく見る

絵本は子どもたちの身近なところにあって、絵本を読むと新しい世界に連れていってくれたり、自分の気持を代弁してくれたり、落ち着かせてくれたりもします。

卒園や進級の時期、子どもたちのドキドキ緊張する気持ち、ワクワク楽しみな気持ち、しょんぼりちょっと寂しい気持ちに合った絵本を見つけて、絵本を通して子どもたちの色々な気持ちを一緒に感じ合ったり、大切な想いを絵本にのせて読んでみるのもいいかもしれません。