7月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>
幼稚園の7月の月案指導計画(月案)、3歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・毎日虫探しを楽しんだり、水遊びを弁当前ぎりぎりまでしたりするなど、やりたい遊びに夢中になっている。【自立心】【健康な心と体】
・いつも一緒にいたい子ができる子もいるが、一方的な思いのことも多く、トラブルになることも増えてきた。【協同性】【道徳性・規範意識の芽生え】
今月のねらい
・幼稚園のさまざまな環境に興味を持ち、好きなものや好きな遊び、好きな場所で思い思いに遊ぶ。
・身のまわりの始末など、生活に必要なことを保育者に頼りながら自分でやろうとする。
クラス作りのポイント
・一人ひとりが思い思いの遊びを見つけられるように、ものや素材の準備をし、時間と場所を確保していく。保育者が一緒に遊びながら遊びのモデルになったり、イメージを伝えたりして楽しさを味わえるようにする。
・この時期ならではの素材の遊びが十分できるようにしていく。また、雨の日などに保育室で遊ぶときには気分を発散させたり、じっくり遊ぶ時間を作ったりして、生活の流れを工夫する。
・衣服の着脱をする場やものの置き方を工夫し、丁寧にかかわっていくことで、安心して自分でやってみようと思えるようにする。