保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

8月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2021/07/30
8月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の8月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年8/9月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・衣服の着脱など「自分で」と意欲的にする子もいれば「やって」と手伝いを求めてくる子もいる。また、衣服など自分の好きなものを選ぶ子もいる。

・メニューによっては、エプロンを汚さず食べるようになってきた子がいる。

・水遊びが活発になり始め、水しぶきが顔にかかることを嫌がる子がいる。

・友達の名前を呼び合い同じ玩具で遊んだり、「まって」「いくよ」など会話をしながら遊んでいる。

・子どもたちのかかわりが増えたことで、かみつきが増えてきた。

今月のねらい

養護

・室内の温度やこまめな休息や水分補給に留意し、一人ひとりの体調を見ながら過ごす。

・保育者に見守られながら衣服の着替えや手洗いなどの身のまわりのことを自分でしようとする。

教育

・保育者や友達と一緒に水になじみ、夏ならではのいろいろな水遊びをする。


子育て支援

・健康カードを使い、シャワー、水遊びの有無、また健康状態を記入してもらい、こまめに伝え合う。

・汗をかいたり、衣服の着替えが多くなるので、着脱しやすい衣服の用意をお願いする。

環境構成

・水遊びの際、ビニールプールやタライを用意し、子どもの様子に合わせて選べるようにしていく。また、マットなどを敷いて転倒などに気をつけていく。

・汗をかくことも大事にしながら室内外の温度に気をつけ、冷やしすぎなどに注意したうえでエアコンを使用していく。

・水しぶきが嫌な子には、水しぶきがかからない場所でゆったりと遊べるように設定していく。

保健衛生

・玩具などのこまめな消毒や手洗いを行い、感染症を防いでいく。



「新 幼児と保育」最新号のご購入はこちら