ヒミツの魔法絵〜五感で遊ぼう!「見る」造形かがく遊び 第3回〜
「見る(視覚)」をテーマに3回シリーズでお届けする造形かがく遊び、第3回は絵が浮き出て、色が変わる「ヒミツの魔法絵」です。
茶色のうがい薬を白い紙に塗ると青色に変わり、そこからヒミツの絵が現れて、びっくり!
(この記事は、『新 幼児と保育』2021年4/5月号 に掲載された連載「造形かがく遊び」を元に再構成しました)
プラン・制作/築地制作所
材料
・ポビドンヨードの入ったうがい薬
・コピー用紙(白色)
使うもの
・白いクレヨン
・計量カップ(うがい薬に付属のものでOK)
・カップ
・はけ
・水
遊び方
1、コピー用紙に白いクレヨンで絵を描く。
2、うがい薬を5~10倍の水に入れかきまぜ、絵を描いたコピー用紙にはけで塗る。
茶色がすぐに青に変わります。
数分たつと、青が濃くなります。
Q.どうして、色が変わるの?
A.
コピー用紙に含まれているデンプンと、うがい薬の成分であるポビドンヨードが反応して、茶色が青色に変わります。この遊びで使った液を、ノートや新聞紙、折り紙などに塗って、デンプンが含まれている紙かどうか、調べて遊ぶのもおもしろいです。
お城の絵が浮かび上がってきた!
教えてくれた人
築地制作所( つきじせいさくしょ)
造形作家とフリーの編集者による制作ユニット。「造形と子どもの遊び」をテーマに、書籍、雑誌、ワークショップなどで活動を展開。著書に『5回で折れる! 遊べる折り紙』『すぐに作れて大満足 かんたん! 遊べる! ビックリ工作』(ともにPHP研究所)などがある。
文/神﨑 典子 撮影/茶山 浩 イラスト/とりごえ こうじ
この記事の出典 『新 幼児と保育』について
新 幼児と保育(小学館)
保育園・幼稚園・認定こども園などの先生向けに、保育をより充実させるためのアイデアを提案する保育専門誌です。
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